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新馬戦を勝つということ


G1レースを勝つより難しい?


新馬戦を勝つということ

日曜劇場【ロイヤルファミリー】第4話が放映された。
ロイヤルホープが新馬戦に出走するというお話だった。
以下、ネタバレを含みます。

一口馬主を始めて、7世代(2025年次に2歳の競走馬まで)46頭に出資してきた。
2025年11月時点で実は新馬勝ちはまだ1頭もいない。
決して安馬ばかりというわけでもない。
23000万円募集のブレイブライオンや、4000万円オーバー(400口募集だと1口10万円台になるので4000万円が高額募集馬の境と考えて)の募集馬に8頭ほど出資している。
私に馬を見る目がないと痛感しているが、46頭に出資して未だに1頭も新馬勝ちをしていないのだ。
それでも2着に滑り込んできた馬はいる。
ブレイブライオンは、新馬戦2番人気の2着。
当馬はサラブレッドクラブライオンの募集馬で、当時はちょうどサラブレッドクラブライオンとして初めて募集馬を集めたくらいの年で、今以上に信用がない時だ。
そんな中での2番人気はセレクトセールでの高額落札であったり新生クラブとしての期待もあったのだろうか。
そのレースで勝ったのがシュヴァリエローズ。
この記事を書いている翌日(2025年11月4日)にオーストラリアでメルボルンカップに出走する予定になっている。
もう一頭、ロンコーネ。
こちらは募集価格800万円という牡馬としては破格の募集価格だった。
父はフサイチセブン。結果的にフサイチセブンという種牡馬はそこそこいい馬を輩出する種牡馬だったと私は思っている。
デビュー戦は3番人気2着。
今でも覚えているが、ロンコーネは調教から良かったので、実際の新馬戦でも人気を集めた。
まだこの時は、ブレイブライオンの新馬戦、折り返しの未勝利戦2着以外に掲示板にすら乗っていないタイミングでブレイブライオン以外の馬で掲示板、しかも2着。
3番人気というのもあって、ここで新馬勝ちすると、、、と、ドキドキしっぱなしだったのは今でも覚えている。

新馬勝ちすることの難しさ

このように、高額で期待されている馬であろうが、調教がよく、人気になっていようが、勝てないときは勝てない。
ましてや、一生に一回しか出走できない新馬戦で勝ち上がることの難しさは重賞を勝つくらい難しい気さえしてくる。
逆に考えると、新馬戦は、未勝利のまま現役を引退する馬や、失礼ながら、競走馬として走らせてよかったのか疑問を感じるような逸走をしてしまう馬もいれば、コントレイルやディープインパクトだって新馬戦を走っている。
いわば玉石混合ともいえるレースなのだ。
玉がいるタイミングでレースに出ればその玉が勝つ可能性が高く、石しかいないタイミングで少しでもまともな馬が出ていれば勝ち上がる可能性が高い。
だから、新馬勝ちするというのは当馬の能力だけではなく、相手関係もあり、しかもすべての馬がデビュー戦だから、実力は分からない。
調教でどれだけ駆けていてもレースになると全く走らない馬や、逆に調教は平凡であったり、まったく駆けない馬がレースではものすごく走るなんて言うこともしばしば。
だから、終わってみたらあのレースで勝てるわけないよな。。。
とか、今になって思えばなんであの新馬戦で勝てなかったのだろうとか。そういうこともよくあるのだ。
先ほどのロンコーネなんかはそうだ。
新馬戦2着だったが、生涯成績は中央競馬のみで14戦3勝、2着6回。
14戦して勝ったレースは3勝。ほかの11戦のうち2着が6回。半分以上を2着で終えているのだ。
この2着だった時の勝馬をざっと見ても、出世したという意味ではロンコーネと同等かそれ以下の馬しかないのだ。
なんであの時負けたんだろう??と思わせるレースが多かった。
しかし、2着を何度も繰り返す馬というのは、馬主孝行ではあるのだ。
ロンコーネは未勝利戦を脱出するまでに馬代金に近い獲得賞金があって、未勝利戦勝利。
この時点で自分の飼い葉代も出してしまっていた。
1勝Cに上がってからも3連続2着。
1勝馬にしてプラス域に入った。
1勝C4戦目にして勝利、その後2勝Cに出世して連勝したが、本当のことを言えばここでもう2~3戦2着で賞金を稼いでくれれば最高だったのにという思いもある。
3勝Cに上がってからも1桁着順では返ってきていたが、少し役不足というかクラス慣れが必要そうだったが、もう1~2戦早く地方へ行っても良かった気もしている。
ダートのマイル~中距離くらいの適正だったと思うが、芝は見ていないが血統的にはダートのほうがよさそうで、マイル前後に適性がありそうなのなら地方のほうがレースは豊富だし、南関東でもいいが、名古屋や金沢でA級を目指し(というか、獲得賞金から南関東以外だとA級スタートになりそうだったが)その競馬場の重賞を勝ちまくるという伝説の作り方もあったなんて思うが。

話を戻す。
新馬戦を勝つというのはそれほど難しく、勝ち上がるということは、それだけその後の期待も大きいのだ。
私はまだ新馬戦を勝った馬に出資ができていない。
もちろん重賞も勝った馬は表れていない。
正直、重賞勝ちと新馬勝ちどちらを先に達成できそうか?と、もし聞かれたら重賞を勝つほうがまだ早い気がしているくらいだ。
一口馬主で達成したい夢はこの2つだ。新馬勝ちと重賞勝ちだ。
いつ達成できるか楽しみである。

道営記念(門別)2025年人気6位のエメヴィベール

門別の競合が勢ぞろい!

道営記念にエメヴィベールが出走

11月1日の時点で8番人気。
正直地方競馬に移籍して、実際に成績で見劣りすることがほとんどなかった。
南関東A級クラスで移籍したロンコーネもA2戦で1度勝っている。
エメヴィベール自身も3勝Cの馬で、地方それも南関東以外なら、どこに行ってもA1級でもトップ戦線だろうと思っていた。
実際、門別A1クラスで2戦走って、どちらも門別トップホースであるパッションクライの2着だからもちろんトップホースの一員といってもいいだろう。
しかし、その2戦2着の負け方だ。
パッションクライの強さはそれこそ当時のテイエムオペラオーのように強く、毎回2着のメイショウドトウのような気持になってしまうくらいだ。
どこまで行ってもこの馬に勝てない気がしてしまう。

何が驚きだといって、11月1日時点でそのパッションクライは3番人気なのだ。
何ということだ。
1番人気はベルピット。自身の競走成績を見るとまさに圧倒的。門別でほぼ負けなしの成績だ。
近年で唯一土をつけたのがベルピットということのようだ。
2番人気は今年の門別クラシック三冠馬パッションクライ。
前年の三冠馬がベルピットだから、2年連続の三冠馬で、構図としては三冠馬対決といったところか。

三冠馬2頭がシンボリルドルフとミスターシービーとしたら、パッションクライはシンボリルドルフのライバルだったビゼンニシキといったところか。
エメヴィベールはこの中に入って門別で2戦、勝ち星なし。その成績で8番人気は十分健闘しているといえる。

カツラギエースやギャロップダイナになれるか?

がんばれエメヴィベール!

怪我無く無事にレースを終えることがまずは大事で、これで終わりではない。
門別A1で十分やっていけることは先の2戦で十分わかっていて、現在の位置取りはパッションクライの次くらいには強いわけだ。
パッションクライが3番人気だから、実際は4~5番手くらいの力であるはずだ。
しかし、慣れやなどもあるためもしかしたらパッションクライと同等くらいにいてもおかしくない。
シンボリルドルフは無敗で三冠馬となったが、菊花賞の後のジャパンカップで負けた。
海外勢に負けたのならある意味仕方のない面もあるのだが、人気のなかったカツラギエースに負けた。
天皇賞(秋)には、ギャロップダイナに足元をすくわれた。
皇帝といわれたあのシンボリルドルフでさえ負けたのだ。
ディープインパクトも日本では1度だけだがハーツクライに負けた。
コントレイルも3歳秋のJCではアーモンドアイに完敗した。
強い馬でも負けることはあるのだ。

ある一定以上の実力を示しているエメヴィベールは今回、ギャロップダイナやカツラギエースのような活躍の可能性はありそうだ。
いわゆる伏兵扱いだ。

勝てる伏兵なら・・・
サクラローレルやマヤノトップガンのように

3歳時の有馬記念。
菊花賞を勝ったが、その菊花賞はフロック視されていたマヤノトップガン。
私が一番忘れられないレースだ。
生まれて初めて中央競馬の馬券を勝った日だ。
絶対にマヤノトップガンだと思っていた。馬券の買い方をよくわかっていなかった私は、単勝という選択肢を捨てて馬連に走った。
三冠馬ナリタブライアンと天皇賞馬サクラチトセオーは外せない。
あとはヒシアマゾンを抑えておけばほぼ大丈夫。
もう一頭タイキブリザードの走法を見ていると、首を低く前へ前へと進む姿はただのマイラーじゃない。有馬の中山2500mは意外に合う気がする。
最終的にあまりいい成績を残していなかったナリタブライアンを切るか切らないか、で悩んだ挙句。やはり三冠馬は三冠馬。ここまでに登場した三冠馬で三冠達成した後のG1級競争を勝てなかった馬は1頭もいないため、けがから復帰して3戦目にあたる有馬記念は勝ち負けがあると判断して、成績からタイキブリザードを外したのだ。
その有馬記念で見事な勝ちっぷりで勝利したのがマヤノトップガンだった。

明けた翌年。その有馬記念で4着と入り、その後年が明けて初戦を阪神大賞典を選んだナリタブライアンと昨年の年度代表馬となったマヤノトップガン。
歴史に残る名勝負を演じる。
1着がナリタブライアンでハナ差でマヤノトップガン。
人気が二分し単勝2.1倍と2.0倍という人気も大接戦。私の中ではこのレースを超えるレースはない。
3着以下は9馬身離すまさに、独壇場。2頭のためだけにあったレースと言えよう。
そして迎えた春の天皇賞。
こちらが本命なのだが、下馬評でいわれていたのはナリタブライアンは、阪神大賞典で出せるものを使い切っているのではないかといわれた。
荒れだけ激しいレースを制したのだから逆に言えば最後の1滴まで精神を使い切るようなレースだ。
最後は少し引いたマヤノトップガンが今回は有利ではないかといわれるほどだった。
しかし勝ったのは3番人気サクラローレル。
その年に入ってから中山金杯で重賞初制覇。その後中山記念を勝利して天皇賞春へと駒を進めた馬だ。
マヤノトップガンやナリタブライアンと成績だけを見たら圧倒的に見劣りするわけで、3番人気とはいえ、大きな壁というか崖があったと思っていた。
そんな中でナリタブライアンを打ち砕き勝利。
あの時によぎったのは天皇賞春のゴールというより、阪神大賞典のゴールは何だったのか。。。

だった。

話は戻すが、こんな感じで伏兵が勝つことも大いにあるのだ。
今お話しした馬たちは、その後も素晴らしい成績を残している。
エメヴィベールも道営記念をきっかけに門別のトップホースとなっていくだろう。
そういう期待を込めて11月6日のレースは応援したいところだ。

久々の勝利!2日連続!!

中央競馬場での勝利は1年勝鞍なし…


1勝する重みとは

スノークルーズが25年6月5日にJRA交流(川崎)で1勝していて、表示上は1勝していることになるが、、、JRAの競馬場での勝利は1年近く勝鞍がない事実。。。

最後の勝鞍は24年10月

勝てない日々・・・

24年10月5日。
コンフォルツァが勝ち上がってからはや1年。
現2歳馬を合わせて現役が16頭。この1年で引退した馬が5頭以上いるので約20頭いてこの体たらく。
1年で100走程度走っているのに勝ち星は0。
今年に限って言えば、0-0-5-5-5-44という成績。2着すらない。。。
もはや一口馬主をやめたほうがいいのではないかという成績だ。
3着が5回あるのはまだ救いではある。
ミラクルキャッツ、シアブリスといった、早いうちに勝ち上がった馬たちで、まだ1勝Cなのだ。
コンフォルツァ、ミラクルキャッツ、シアブリスの3頭に関しては、調教師もトップトレーナーで、ミラクルキャッツの父はまだしも、シアブリスの父はエピファネイア、コンフォルツァはドゥラメンテということで、押しも押されぬトップサイアー。
本来ならクラシック戦線をにぎわしたりしなければいけないよう血統だ。
そんな馬たちが1勝C。だから3着なんて実際は物足りない。

今週はいけるか?

有力な2頭が出走

25年10月25日にコンフォルツァが、26日はシルクホースクラブの2歳馬セヴェロが出走予定。
コンフォルツァは、春に1勝Cに出走。いいとは言えず、最悪でもない4着、7着、7着で夏全休。鞍上の横山典弘騎手には去勢を進められていた。
そんな中、調教師の松永幹夫師は、あえて去勢を選ばず、夏は基礎トレーニングということで北海道に戻し、再育成。
秋になり本州に戻し、10月25日にいよいよ出走となった。
若手騎手限定レースへの出走ということで、鞍上は横山騎手から永島まなみ騎手へと乗り替わり。
血統的には父がドゥラメンテということで急逝していなければリーディングサイアーにもなろうかという種牡馬で、短い期間の中でもG1馬を何頭も出している。
26日の菊花賞を勝ったエネルジコもドゥラメンテ産駒だ。
血統的なものからも期待も大きいし、今から成長していく血統だろう。ここまで2桁着順のない当馬もそろそろ勝ちに勝ちを重ねていってもいいはずだ。

次に10月26日にはセヴェロが未勝利戦に出走。
セヴェロは前走が10月6日で、1番人気4着。
中一週で、関東へ遠征し出走。確勝パターンで挑む。
セヴェロの父はサトノダイヤモンド。セヴェロの世代のサトノダイヤモンドは当たり年といわれていた。
サトノダイヤモンド自身は父がディープインパクトでライバルが1歳年上のキタサンブラックといってもいいほどだ。
そのキタサンブラックに有馬記念で土をつけた馬だ。
血統的にも成績的にも超エリートといえるサトノダイヤモンド。どこかでとんでもない大物が出てもおかしくないのだ。
血統的には2歳より3歳のほうがよくなるだろうが、いい馬なら2歳のうちから活躍してもいいはずだ。
血統的な、種牡馬的な面から見れば、2000m前後より長い距離がよさそうでまさにクラシック3歳時がいいだろう。
そういう意味ではクラシック戦線に名乗りを上げていくためにも2歳のうちに勝ち上がっておきたいのだ。

一抹の不安は残るが…コンフォルツァ。
直線向いて前目につけていれば…

まずはコンフォルツァ。

netkeiba-出馬表

ここで勝ち上がりたそうな馬も何頭かいるが、成績だけを見ればどっこいどっこいで、コンフォルツァにも可能性はありそうだ。
なにせ、夏場は北海道で鍛え直してきてるので、現在の力関係は未知数と言ってもいいだろう。
そんな中で、迎えた新潟6R。
スタート。
一瞬先頭集団につけるが気が散っているのか頭を上げてブルブルと振っている。
気の粗さというか集中力というのか。それが散漫なため、横山騎手が去勢を進めていたわけだ。
気の悪さを出したが、すぐに収まり、中段位置へ。
そのままコーナーへ差し掛かる。
コーナー終わりあたりで進出。
新潟の直線は長い。そんな直線に向いたときに、先頭集団につけ少し外に振った。これで、進路が妨げられることはない位置。絶好の位置だ。
残り500mあたりで先頭に出る。ちょっと早いかな?という気もしたが、結果これがよかったのだろう。
そのまま、引き離しにかかる。
が、2着が食い下がる。
今までの私の出資馬だと、ここから差し切られて2頭に抜かれて3着のパターンだが、、、
今回は違った。
むしろ2着以下を少し引き離しながら最後は勝ちを確信して少し緩めてゴール。
1年前のコンフォルツァ以来のJRA競馬場勝利となった。そういう意味ではコンフォルツァが2連勝となった。
単勝4番人気。応援馬券を勝っていたが、おいしい配当がついた。

前日の勢いで…セヴェロ
断然1番人気で迎える未勝利戦

新馬戦4着で中一週で関東遠征。調教師は池江調教師。
このパターンは勝確ラインだそう。
とはいえ、競馬は、馬は生き物だ。100%ということはない。
そんな中で迎える東京2R芝2000m。
東京芝2000mといえば、天皇賞秋だ。
芝2000mといえば、ホープフルSに皐月賞だ。
東京競馬場といえば日本ダービーだ。
この東京芝2000mというレースの価値は重い。
未勝利戦といえど、ここで勝つのと負けるのではその後の向かう先も、評価も変わってくるだろう。
また、その時点では雨が降っていて馬場が重い。レースとしては稍重という評価だ。
重い馬場のレースというのも経験ができる。
セヴェロはサトノダイヤモンド産駒であり、サトノダイヤモンド産駒は今のところダートであまりいいところを見せていないがこの馬についてはダート馬という評価を下している方も結構な数がいるようで、本領発揮はダートといっている人もいる。
この見立てが仮に正しかったとしても、芝で勝ち星を挙げられるとなると、エルコンドルパサーやクロフネ、古くはオグリキャップを想起してしまう。
気は早いし未勝利を勝ったくらいで何言ってんだって話だけども、凱旋門賞馬がドバイWCを勝つなんてこともよくあるわけで、ヨーロッパの芝は、ダートで勝てるようなパワーのある馬じゃないと勝てないなんて言われる。
そういう意味でも、重い馬場を走って勝てる馬であれば将来に期待が持てるというものだ。
レースはスタートして、すぐに中段に落ち着く。
向こう正面では先頭集団の後ろ。中段の前といったあたりだ。
コーナーを回って直線に向くころにはすでに先頭集団にとりついていた。
直線向いてすぐに先頭に躍り出る。
そのまま引き離しにかかる。
2着馬がまた同馬主のシルクだが、走れば走るほど少しずつ離れていく。
やはり確勝パターンだった。
最後は2馬身ほどだが、道中は結構ちぎっていた。ゴール前は完全に手綱を緩めて後ろを見るほどの余裕。
前走も鞍上だった菅原騎手は前走は失敗騎乗といわれていたし、今回はどうしても勝たなければいけなかっただろう。
そんな菅原騎手は、私が初めて一口馬主で勝利を味わったラヴォラーレのデビュー戦の騎手だった。
当時はバリバリの若手で、私は名前も知らなかった。
なんだよ。新人騎手かよ。それじゃあまり期待されていないんだなと思ったものだ。
デビュー戦は芝で14着。
全く見込みがないと思ったラヴォラーレが、3戦目にダート戦で2着になった時は鳥肌が立った。
その後3勝し3勝C、昔なら準オープン馬にまで出世した。
出資総額500万の馬で、オープンまで目指せそうなラヴォラーレは最後はレース中にケガ。予後不良になってしまった。
そんなラヴォラーレに3度ほど騎乗してくれていて、あまりいい成績ではなかったがそれからかなり出世した騎手だと思う。G1も勝ったし。今後はトップジョッキーとなっていくだろう。
そんな菅原騎手が鞍上で、いい走りをしてくれたと思う。

盆と正月が一緒に来た?

2頭の今後は?

勝ってしまったら次はどうなるのか?に注目が集まるのが普通だ。
まずはコンフォルツァ。
勝った次の日がクラシック最後の一冠である菊花賞だ。
もう3歳限定のレースはないのだ。
なので、今後は条件戦でコツコツ出世していく必要がある。
そんな中で、続戦するという話が合ったことと、今は芝1800mが良いと調教師が言っていること、左回りは安定していることを考えると東京開催のうちに使うだろう。
昇級初戦はおそらく11月中頃に東京芝1800m戦だろうと考えられる。
もし、ここをあっさり勝つようなら短期放牧かもしくは続戦で2000mくらいまでの距離でレースを選ぶことになるだろう。
本格化してきて、早いうちにオープンまで上り詰めるようなら、中山記念か日経賞あたりにでて、大阪杯。ここまで順調なら、血統的にも天皇賞春は面白いと思う。
ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーにしても、エネルジコにしても菊花賞を勝っている。
今回の走りを見ているとまだまだ子供だ。
このやんちゃ盛りが落ち着いた時が本当に楽しみだ。
連勝連勝で来年の春には古馬中長距離戦線をにぎわしていてくれたら面白いのに。

セヴェロはまだ、続戦するのかいったん放牧かは報告がない。
芝2000mを勝ち上がったというのは本当に大きい。
2週間ほどの短期放牧なら、京都2歳Sから、また短期放牧でホープフルSというのが黄金ルートだろう。
青写真通り勝っていくようなら来年は皐月賞・ダービー、そして秋は菊花賞、JC、有馬記念…
古馬になって、(馬主がシルクなので)ドバイ・宝塚、そして海外・・・

慌てずゆっくりというのなら、12月の頭あたりに1勝C、勝ち上がるようなら正月の京成杯。
このあたりの成績が良好であれば春のクラシック戦線で、G1チャレンジができるだろう。

夢はどんどん膨らむが…

現実はそんなに甘くない

もちろんコンフォルツァもセヴェロも今描いたような青写真を描ける可能性もあるが、現実はそんなに甘くないものだ。
どちらも次のレースであっさり勝つようなら、今の青写真を調教師も描き始めるだろう。
しかし、3着、5着と、悪くもなく良くもなくというのがごくごく普通であって、そうなればいずれ順番が来るだろう。
とコツコツやっていくことになるだろう。
シアブリスにしても、ミラクルキャッツにしてもそうだった。
早いうちに勝ち上がり、今描いたようなローテを目指すが、大事な次の1勝がなかなか上げられなくてクラシック世代を終え、古馬になって未だ1勝Cで人気しながら掲示板を外さない。馬主孝行ではあるのだが、できればもう少し上のクラスに行ってほしい。
一口馬主のだいご味はこういうところでもあるのだが。

26日。日曜ドラマで【ロイヤルファミリー】第3話が放映された。
セリと庭先取引の話題が中心の回だ。
中央競馬で1勝することの難しさは前回にやっていて、約束の1勝はできたが結局その後は全く勝てず、1年が経過したという話だ。
次の馬を探すべく競り市に参加したり、庭先を回る話だ。
本当に勝つことは難しい。
個人馬主でもなく、あくまで一口クラブで1口~2口出資しているだけの私だが、だからこそ有力な社台グループの馬を10数頭に出資できて、本来なら重賞戦線に出てくるような血統の馬もいくつか持っているが、それでも勝てないのが競馬の世界なのだ。
すべての歯車がかみ合った時こそ重賞に出走できる。そのうえでさらに強く運があって初めて勝てるのだ。
いつか重賞を勝ちたい。

Webサイト最適化チューニング


重いのが当たり前スタート


Webサイト最適化チューニング

軽いこと自身がSEO対策!
WordPressを極限まで最適化しサクサクWebサイトを作りましょう。

重い…
下手をすれば表示するのに10秒以上かかるWordPressサイトも見かけます。
Googleは、1秒以内に表示するWebサイトを優良なWebサイトとみなしますので、少しでも早く、サクサクに動くWebサイトを作る必要があります。

見た目だけじゃない!

JsファイルCSSファイルの読み込み

よくあるのが、Webサイト自身は表示は早いよ?
ってサイトが、検索エンジンでは大した評価をされないというパターン。。。
最近のWebサイトは、Jsファイルを読み込んで動きのあるWebページを作ることが多いですし、使っていなくてもjQueryをとりあえず読み込んでいたり。
Jsファイルを読み込むこと自身は問題ではないのですが、その読み込む順番であったり使っているコードだけを読み込んでいるかどうかであったり。
検索エンジンはそんなところまで見ているのです。

画像は?読み込み順・ファイル形式

画像は制御するべし

JsやCSSのロード順などを見ているわけですからもちろん画像も見ています。
1つにはどんな形式の画像ファイルを読み込んでいるかチェックしています。
jpgファイルは検索エンジン的には【古い】形式の画像ファイル。
webpもしくはpngにすることをお勧めします。
また読み込み順についても、先にテキスト文を読み込んでから画像を読み込むように、いわゆる遅延読み込みをしたほうがいいです。
そんなのどうやってやんだよ?
って話ですが、後述します。

HTMLの最適化

これが最新のSEO対策の一つ

Js・CSSについての制御、画像の制御。
大きく分けるとこの2つの制御・最適化を施すことが現代のSEO対策の一つです。
簡単に言うと1秒以内に、テキスト文がロードされ、修飾部分のJSやCSS、画像は遅延読み込み。まずはテキストが読める状態になることを優先してチェックします。

言ってることは分かる…
でもどうやってやんのさ?

まず最初に、画像。
最初に最適なサイズの画像を作ることです。
デザインテーマによって、例えばメニュー内に表示する画像は300×300とか、ブログアーカイブのサムネは150×150など、テーマによって必要な画像サイズが決まっているケースが多いです。
WordPressの画像は、アップロードした時点でいくつかのサイズの画像をリサイズして作っています。
まずそのサイズを合わせる必要があります。
【設定】→【メディア】にて、基本的な画像サイズを指定できます。

こちらでは大サイズ、中サイズ、サムネイルのサイズしか調整できませんが、実はWordPressはほかにも数種類のサイズを作り出しています。
それらを調整したい場合は、【EWWW Image Optimizer】プラグインを入れることでサイズ調整、また不要なサイズの画像を書き出さないように設定できます。

そして、大事なのはこの画像たちをWeb用の画像形式【webp】形式にすることです。
EWWWimageでwebpを作ることも可能ですが、お使いのサーバーにGD、もしくはImageMagicが入っている場合、完全無料でwebpを作ることができます。
それが、webp-expressというプラグインです。
このプラグインは、自前のWebサーバーにGDもしくはImageMagic(その他いくつかの画像書き出しライブラリ)どれかが導入されていれば、自前サーバーでwebp画像を書き出すことができます。
また、webp-expressを入れていれば、自動的に画像をwebpに差し替えてくれるコードを入れてくれます。
解除、もしくはwebpに対応していないブラウザで閲覧した場合には、従来通りJPG画像などを表示してくれます。
お金をかけずに作れるというのが大きいですね。

Jsファイル、CSSファイルの最適化・・・
遅延読み込み、ファイル統合などなど

もう一つ。JSファイルやCSSファイルといった修飾用のファイルについては遅延読み込みを行いたいところ。
単純にHTMLの後方に持っていけば、ロードの順番的に後方で読み込むことになりますが、wordPressのテーマを自分で作っているのであれば好きなことができますし、プラグインを入れないのであれば新しいJSやCSSのロードもないでしょうが、そういうわけにもいきませんよね。
そこで、おすすめするのが【LiteSpeedCash】というプラグインです。
LiteSpeedというのは、apacheに代わる超速Webサーバーなのですが、まだまだ高額で、個人的なWordPressや始めたばかりのWebサイトで大量にお金をかけることができない方はまだまだ使いにくいWebサーバーです。
もちろんLiteSpeedWebサーバーにこのプラグインは最強の組み合わせなのですが、LiteSpeedが入っていなくても7割くらいは使えるプラグインです。
その中にはJSに関する最適化処理や、CSSの最適化処理があり、これはLiteSpeedWebサーバーではなくとも使えます。
JSファイルについては遅延読み込み、ファイル統合は最低限やりたいところです。
ただし、テーマによってはファイルを統合するとデザインが動かなくなることもありますので、そのあたりは適用して問題なければそのまま、デザインが崩れたり動かなくなったらJSの遅延読み込みやファイル統合を採用したり外してみたりして動くぎりぎりのラインを攻めてください。

CSSも遅延読み込みとファイル統合があります。

こちらはおかしくなることはほとんどありませんので適用しましょう。

たったこれだけでもずいぶんパフォーマンスはよくなります。
そのほかにもLiteSpeedじゃなくても使える機能がたくさんありますのでサイトが動く限り最適化していきましょう。

ここまでやればそれなりに早く、検索エンジンが高パフォーマンスと認めてくれます。

ぜひやってみてください。

おもしろポスト~政治家編~

野党サイドにも可能性がある今の政局。
与党のみならず野党勢力も何とかして非自民の政権を作りたい事情もあり。
みんな必死になっています。
人間は必死になるとたまにポカします。
笑点かIPPONグランプリかわかりませんが思わずくすっと笑ってしまうツイートもたくさんあります。
今回はそんな面白ポストを集めてみました。

見事な特大ブーメラン!

野党のポスト


旧民主党政権時代にやったことが今になって自分の身に降りかかってくる。。。
もともと何かを言うと特大ブーメランが返ってくるのにこの政局ではさらに顕著に。
各人のおもしろポストをご覧ください。

当時消費税増税を決めた元首相
責任ある減税を求め政治を取り戻そうと発言ww

この記事を書こうと思ったきっかけになったポストです。
立憲民主党党首の野田佳彦氏は民主党政権末期の総理大臣です。
政治生命をかけて消費税増税を決めた総理大臣です。
そして、今この政局。もしかしたらあの時のように、政権奪取できる可能性がわずかにあったのです。
そこで発足したのが【消費税負担軽減対策チーム】なるものです。
ポイントは【負担軽減】対策であることですw
そりゃそうですよね。言えないですよね。
【消費税減税】は。だって、自分が増税決めたんですもんね。
責任ある減税ですってw増税決めた宰相なのにw
もちろん、野田元首相一人で決められるものじゃないのは分かっています。
政治の勢力図は大きく変わっています。
確かに変わっているけど、その勢力図の中心にはいないですよねwまるで自分たちがその勢力図の中心にいるようにつぶやいていますけどねw

政権獲れる!と意気込んだ3党党首会談
ほかの2党はお付き合いで会談に挑んだのか?w

いやしかし、この会談の後、国民民主にしても維新にしても半ばあきれ顔というか、今まで野党というくくりの中で一緒にやってきたから義理を果たして会談に挑んだようにしか見えていなかったのですが、、、実際は、実際にそうだったようですねw

3党会談の直後に維新は自民党とも会合の場を持ちました。
そして、維新はもともと基本政策などは立憲より自民に近しいわけなので、どちらにつくかと言われたら自民につくわけですw
もともと小泉総裁誕生の折には連立組むという覚書を書いていたとまで言われているので、小泉ではなく高市になったからと立憲と肩を組むわけがなかったと思っていますがw

そして、立憲民主党にとどめを刺したのはこちら。
まあこちらについても、元民主党で同じ釜の飯を食っていたとはいえ、思想信条の違いから分裂したわけで。
玉木氏が立憲と国民民主の基本政策の違いを一致させないことには到底一緒に政権などになえない。国民民主は自分たちの基本政策を曲げる気はない。曲げるのならあなたたちだと、常々言っていて、いまさら言っているわけではなかったしね。
残念なのは維新が先に連立協議に入ったからって、嫉妬心からか、公明となんやらもぞもぞし始めて。
政策実現を目指すんじゃなかったのかな?とは思うけど。

何はともあれ、立憲民主党野田党首はとんだ赤っ恥をかきましたとさw

政治とカネの問題と政策実現
どっちのほうが重要かわかってますか?ww

3連発で野田党首ですw
政治とカネの問題は、2つや3つの政策実現より重いそうですw
例えば国民民主の掲げる103万の壁。これよりも、政治とカネの問題の解決が優先されるそうでw
政治とカネの問題の決着がついていないといいますが、立憲民主党の中にも10数人いますよね?
我々のものは不記載であって、政治とカネの問題じゃない!裏金議員じゃない!
って言いますが、自民党の人たちも不記載の問題であって、あなたたちがそれに裏金議員っていうレッテルを張っただけで、中身は同じ不記載問題ですよw
そして何より、政治家として国会で質問に立って、例えば国家予算の話であったり、憲法の話であったりという、まともな話もせず、いつまでたっても裏金裏金。
国民は分かっていますよ。そんな人たちに政権を任せたって、何も進まないってことw

そして、もう一発野田党首w
議員定数削減より政治とカネの問題だってw
そもそも、議員定数削減については、野田党首が首相時代に自民党と取り交わした約束ではなかったか?
約束を守らない自民党に約束を守りなさいと維新が強力に推し進めたという見方もできるんですけどねw

数集め?いったいどっちが?
言いたい放題だなw

党の幹事長が言っているのです。
何としても48票死に物狂いでとってくると。
なりふり構ってらんないんだと。
数集めですねw

そしてこれw
数合わせに奔走しているのは自民党だというけどもw
どう見ても立憲でしょうよw
自民党は少なくとも基本政策の合わない党とは連立組もうとしていませんよ。
近いと目される維新・国民民主くらいでしょう今考えてるの。
おたくの党は、自民を下野させるのなら、左派勢力でも右派勢力でもいいってかんじじゃないです?w
これが一番面白かったポストですw

これが特大ブーメランが返ってくるポストですw
自民の裏金議員といわれる人たちのことはさておいて、それに対して批判しているのが小沢議員であるというのが非常に面白いw
陸山会の問題はどうなったのか?秘書に押し付けて終わりですか?w
あなたの言う自民党の裏金議員と大して違わなくないですか?

これまた特大ブーメランw
人にこんなこと言ってるけど、この人、元自民党の幹事長で超大物議員ですよw
金権政治といわれた田中角栄一の子分でしょう?
自民党の幹事長まで上り詰めた男が突如として党を割って出て行って、総理の椅子をちらつかせて新党ブームに乗っかって政権奪取したのを忘れましたか?
そして、新党連立政権が瓦解しそうになると、自自公で政権につきましたよね?
そしてまた自民党の旗色が悪くなりそうだと思ったら民主党に入りましたよね?
ちゃんちゃらおかしいですねw

まだまだたくさんあるんだけど…

たくさんありすぎて、もうどうにもならなくなってきたので今日はこのくらいでw

自民党と維新の連立なるか?

自民党は1年で石破総裁・総理が辞任することとなり新総裁に高市早苗氏を擁立した。
高市新総裁は党内の人事を断行。
幹事長代理に荻生田氏を立てた。
それを受けて20年以上連立を組んできた公明党が連立解消へと動いた。
自民党員でも保守といわれる層は手放しで喜んでいるが、現在力を持つと考えられる岸田・菅あたりの親中派が苦言を呈するような様相に。

公明連立解消によって見えなくなった政局

自民党はどこに向かうのか?

公明党が連立を解消すると、与党自民党は衆院で200議席を割り込む。
233が過半数なので、40議席ほど足りない。
逆に言えば非自民勢力が結集し首班指名選挙で自民VS非自民の構図に持ち込めば、自民党を下野させることはできる。
しかし、私はまずここで思うことがある。

比較第一党である自民党を無視した政権は
民意に反することなのではないか?

と思ってしまうのだ。
第二次安倍政権時2012年の自民党の議席は294議席と圧倒していた。今は196議席。
100議席近くも議席を落としているとはいえ、それでも政党別議席数では1位である。
2位の立憲民主党が148だから、それでも50議席近くも差があるのだ。
その2位の立憲民主党が政権を奪取するとした場合、その政権は自民党と同等かそれ以上の思想信条、そして基本政策が一致している政党と組んで政権を奪取するのならそれでよい。
極端な例でいえば、立憲民主党と参政党、日本保守党が手を組んで自民党を下野させるのであればそれは野合であって、自民党を下野させるためだけの連立に過ぎないと思うのだ。

逆に、自民党がこのまま与党としているにしても、今の状況で公明党と手を結んでまで政権に居座るのもおかしいと思っていた。
いや、たぶんこの20年近くずっと思っていた。
しかし、安倍政権時は290を超える議席を持っていたのでこのタイミングで離婚しても良かったはずだが、様々な絡みから離婚せず今日に至っているのであろう。
ここにきて公明との連立解消はプラスに働く、いや働かせないといけない。
自民党の思想信条、基本政策に近いほかの政党と組んで連立政権を樹立すべきだ。

そこで、名前が挙がっている政党は日本維新の会、国民民主党の2つの政党だ。
日本維新の会は、もともとは地域政党大阪維新の会が起源で橋下徹氏が大阪府知事・大阪市長時代に地域政党として結党、関西では自民党勢力より強い政党となっていてそのタイミングで国政にも打って出るとなり、日本維新の会となった。
今も党首は大阪府知事の吉村氏であり、国会議員ではない。(代表代行に国会議員の藤田氏がついている)
もともと橋下氏が07~08年に大阪府知事選に初出馬した際には自民党の推薦を受けて出馬している。思想信条は自民党に近く、その結果維新も自民党に近い考えを持つ政党であることは周知の事実だ。
今まで自民党と組んだことはないが、野党といいながらも自民党の制作を応援したり、別の野党と対立したりしている。
今回の自民党総裁選では小泉進次郎氏を推していて、総裁になった暁には連立を組みことが確実とまで言われていた。

かたや国民民主党。
玉木雄一郎を擁する政党だ。
もともとは民主党出身者で固まっているが、立憲民主党の理念や政策が合わない比較的保守色の強い中道右派政党といわれる。
国会議員選挙への最初のきっかけは安倍晋三。自民党から周囲選に出馬しないかと打診があったのが始まり。
その際は地元香川からは自民党候補者が出馬確定しており、別の選挙区からの出馬を打診されていたそうで、地元から出馬したい強い意向があったためこれを固持。
その次の衆院選時に自民党ではなく民主党から出馬することになる。
したがって思想信条は自民党に近く、保守色が強い。
立憲との合流協議があった際も合流組には混じらず、国民民主党に残った。
残った国民民主党議員は立憲とは色が合わないと感じ合流しなかったものたちなので、やはり立憲とは違い保守色が強いわけだ。
なので、自民党と立憲民主党、どちらと手を組むほうがいいかと考えたときには自民党と組むほうが政策実現性は高いと誰しもが思っていることだろう。

高市新総裁が決定

各党の動きは

女性版安倍晋三とまで言われた保守色の強い高市早苗氏。
もともと、日本保守党の百田尚樹氏などは、高市氏が党首になるのなら自民党を応援していただろう。岸田・石破が色が合わなさすぎるため保守党を結党したといってもいいほどだ。
参政党についても、代表の神谷氏はもともと自民党員だ。
高市氏が党首であったなら、もしかしたらそのまま自民党員として国会議員になっていたかもしれない。
それほど保守カラーが強いのだ。
そんな高市氏が総裁に就任していち早く反応したのが公明党だ。
公明党は親中派として知られ、保守カラーの強い高市氏が総裁になった暁には連立離脱を言い始めてもおかしくないだろうといわれていた。
安倍晋三氏が就任したときは圧倒的に勝っていた自民党だから、公明が離脱するといっても痛くもかゆくもなかった。
だからこそ、公明党は安倍氏にすり寄ってでも連立の枠組みを解消しなかった。
今は、自民党は公明がいなくなると、200議席も割り込む弱小政党といってもいいほどだ。
この機を逃すはずがなかった。
野党が手を結んで野党連合ができるとしたら、公明党がその中に入るとしたら。
政権政党として20年以上の実績があるので、下手をすれば公明党の党首が総理という可能性だって大いにあったのだ。
連立を解消すると、むしろ野党に有利・・・に見えたのだろう。
次に反応したのが自身である自民党といえるだろう。
公明党の連立離脱は数の上ではピンチである。
衆議院で200議席を割り込む与党である。
40議席ほど足りない。1つの政党で40議席以上持っている政党は自民党以外では立憲民主党だけだ。その立憲は148議席。
自民党と大連立を組めば絶対安定多数の連立政権だが、思想信条的には真反対ともいえるのでまず無理だろう。
なので、どこか1つの政党と手を組んだところで、過半数というわけにはいかないのだ。

私はこれこそが日本国民の今の本当の気持ちなんだろうと思っている。
自民党1党ではどうにもならず。考えの近い仲間と手を組んで、そのと意見も組み入れながら政治を進めてほしい。そんな思いがのっかった結果が今の議席バランスなのではないかと思う。

私はこの時点では、自民党がどこかとメインで組むとしたら国民民主党しかないだろうと思っていた。
投手の玉木氏の口から発せられることは、非常に自民党の考えに近い。
玉木氏を連立に加え一つ一つの政策について自民と国民で喧々諤々の議論を行ってブラッシュアップしていけばより良い政策につながるんじゃないかとさえ考えていた。
実際に、高市氏の動きも、国民民主党・維新の会の2つの党と組んで3党連立で過半数を維持する考えのように見えた。

ここで動いたのが維新の会だった。
維新の会は、小泉氏が敗北したことで一時的には終わったといわれた。
総裁選が終わるまでは、自民党が割れに割れ、小泉氏を応援したものは報復人事に合うのではないかとまで言われていた。
しかし、高市氏はそこまではしなかった。
それどころか小泉氏を重要閣僚に起用するという話が出てくる。
小泉氏だけではなく、茂木氏も外務大臣という噂がある。
小林氏は党人事で政調会長に就任したのでこの2人の閣僚人事についてもおそらく本当だろうと考えられる。
そこで出てきたのが維新の会だ。
小泉氏を窓際に追いやることをしなかった高市氏だ。
そうであればなおのこと、維新の会と話をするのが早いわけだ。
維新ももちろん、党首が思った人と違うくらいのことで、連立協議から離脱することはなく、今は政策協議を行って一致点を見出している。
これで、公明党との連立前より議席は増えた格好だ。
あと4議席で過半数というところまで来ているのでこれで自民党政権がほぼ確定している。
ここに、国民が加われば確実なのだが。

維新に恨み節?いまさら立憲と手を組む?

玉木氏のセンス

自民党と維新との協調に違和感を表明したのが玉木氏だ。
ましてや、このタイミングで公明党と政策協議を行って合意文書に調印したという報道が流れる。
玉木氏はその後、誰も協調して立憲と一緒に首班指名選挙で統一候補の名前を書くとかそういうことを言っているのではない。連立政権時に合意した政策について履行してもらいたいために公明党と協議したまでだという。
しかしタイミングがタイミングだ。誰だって、自民党ではなく非自民側に付いたと考える。
はっきりとはわからないが、最初に国民民主と自民党が手を結び、そこに維新がのっかってくるような構図を描いていたのではないか。
先に維新に行ったことに腹を立てているよいうにしか見えなくなってきているのだ。
一言でいうと嫉妬?という風に見えなくもない。

政策実現に目を向けているというのであれば、維新と一緒に政策協議に交じっていって、国民民主の政策実現であれば財務大臣あたりのポストをもぎ取ってくるくらいの話し合いをすればいいのにと思ってしまう。

立憲民主党

特大ブーメラン・・・センスのなさ

立憲民主党は私から見たら、本当に申し訳ないがセンスがないと思う。
まずは、四の五の言わずに数合わせだといってしまった幹事長から始まり、党首は党首で議員定数削減より政治とカネの問題の解決が先だというが、その問題は立憲民主党にも10人以上問題を抱えている人がいる。
自分たちでは、自民党の裏金議員と一緒にしないでほしいというが、一般国民から見たら同じである。
なにも違わない。
ある重鎮議員は、自民党は数合わせに走っていると批判するが、実際には、共産党や社民党、れいわというリベラル色の強い政党、逆に保守色が強すぎるくらいの参政党や保守党にも声をかけ野党結集を訴え、自民党を下野させるためなら何でもやるといっている。
政策協議をして連立を組もうとしている自民党と、自民党下野を目的に結集を叫んでいる立憲民主党、どちらが数合わせに走っているのか。
とどめは、消費税負担軽減対策チームだ。
そもそも現在の消費税10%。誰が決めたのだったか。
それは、現在の立憲民主党党首である野田氏だ。10%にした男が次は負担軽減対策チームを組むとは。噴飯ものだ。
今は何を言っても特大ブーメランが返ってくることがわからないのか。

首班指名選挙の日程は未だ決まっていないが、そう遠くないうちに行われるだろう。
さて、誰が日本国の総理大臣になるのか。静かに見守りたい。

ディープインパクトとハーツクライ


ディープインパクトとハーツクライ


ライバル対決は孫の代まで続く

日本競馬の最高傑作ともいえるディープインパクト。
無敗でクラシック三冠を達成。
そして、その最強最高傑作のディープインパクトに日本で唯一土をつけたのがハーツクライ。
そしてこの戦いは種牡馬になってからも続くのだった…

それは突然訪れた

断然1番人気の有馬記念でまさかの敗戦

2005年クリスマス。
その日は突然訪れたのだった。
サンデーサイレンス産駒の最高傑作と言われたディープインパクト。
ここまで無敗で皐月賞・日本ダービー・菊花賞とクラシック三冠を難なく達成。
鞍上の武豊騎手はディープインパクトに対して鞭をほとんど入れない。
入れなくても走るのだ。
そんなディープインパクトを稀代の名騎手・武豊氏に【この馬は飛んでいるようだ】と言わしめる始末。
この無敗記録はどこまで続くのか。無敗のまま海外に挑戦するのだろうかと期待が膨らむ一方だった。
3歳冬、2005年ラストのG1有馬記念。
同じく無敗でクラシック三冠を制覇したシンボリルドルフは、菊花賞の後ジャパンカップを選んであえなく3着、敗戦。
しかも勝った馬は日本馬カツラギエースだった。
それがあったわけでもないだろうが、ディープインパクトは3歳ラストは有馬記念を選んだ。ジャパンカップは来年でも出れるといわんばかりの選択だ。
しかし、菊花賞から日が開くため、万全の状態で挑めると外野は考えることになる。

有馬記念の出馬表。
昨年の天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念とかち秋古馬三冠となり、年度代表馬のゼンノロブロイ。今年は勝ててはいないが、G1で2~3着には滑り込んでいる状態だ。
2003年のジャパンカップを逃げ切ったタップダンスシチー。
2004年の宝塚記念を勝って以降は精彩を欠いている。
今年の天皇賞春の勝馬スズカマンボ。天皇賞を勝って以来、掲示板にも乗れていない。
有力馬が精彩を欠いている状態であり、かたやディープインパクトはおそらく秋は有馬記念までを最初から考えて神戸新聞杯、菊花賞と挑んできて、予定通りの有馬記念出走というところだったであろう。
そのうえ、菊花賞はまさかの単勝オッズ1.0倍。
改めてレースを見てみても、おそらく力は50%程度で走り切ったように見える。
有馬記念へ向けて余力十分。視覚なしにしか見えなかった。
馬券ファンもほとんどの人がそう思っていたのではないか。
1年のレースの中で最も売り上げが多いのが有馬記念といわれていてこの年の有馬記念の馬券売り上げは約500億円。
それだけの中で単勝オッズ1.3倍は異常な数字だ。
誰しもが、どれだけ引き離して勝つのかということにのみ興味を示していた。

いざレースが始まってみると、ひいきで見てしまうのもあると思うが終始ディープインパクトのペースに見える。

直線向いて手応え抜群。いつもの通り外から一気にごぼう抜きか?という体勢に入った。
しかしだ。前目をついていたハーツクライが粘る粘る。
追いつくディープ。しかし詰まっていかない。最後の最後ぐっと詰めてきたが半馬身差を残してゴール。
菊花賞から500m短くなった有馬記念だ。菊花賞のような乗り方をしてしまったようにも見えたし、もう馬体1つほど外に出していればきれいな馬場を走れた気もする。
何にしても、ディープインパクトは負けてしまったのだ。
そして、その先も日本では負けなかったディープインパクトに唯一土をつけた日本馬がハーツクライとなったのだ。

そして2頭は引退・・・

種牡馬時代のライバル関係

ハーツクライはその後06年春にドバイシーマクラシックを制覇。
そのままイギリスに向かいキングジョージ6世に出走。ここでの成績いかんでは(多分2着以内であったなら)凱旋門賞へと駒を進めフランスの地でディープインパクトと再度対決という青写真もあったのではないかと思うが、キングジョージで3着。
その後帰国し、ジャパンカップでディープインパクトと再対決。しかしながら10着と大敗し引退。種牡馬入りとなった。
かたやディープインパクトは春は国内に専念。
当時の黄金ルートは阪神大賞典から天皇賞春、そして宝塚記念というのが横綱相撲の黄金ルートだ。
この3つのレースをすべて単勝1.1倍で、そして3馬身以上ちぎって国内敵なしの圧勝でフランス凱旋門へとターゲットを絞りフランスへ向かう。
さすがの三冠馬。海外でも人気を集め、いよいよ日本馬が凱旋門賞を勝つ時が来たとまで言われたがレースとしての着順はまさかの3着。世界の壁はまだまだ高かったと思い知らされた。また、その後フランスで禁止されている薬物が検出されたということで失格処分となった。まさにディープインパクトの競走成績では一番の失点となったのだ。

帰国後はジャパンカップ、有馬記念と圧倒的な強さを見せつけて有馬記念優勝とともに引退。ターフを去ることとなった。
ここから、2頭の種牡馬としても対決が始まるのだ。
ここからは私の当時の主観も交えていく。
当時ディープインパクトの種牡馬としての私の見立ては、母の父のAlzaoが母の父としてはいいだろうと考えていた。
競走成績はクラシック三冠に天皇賞春、ジャパンカップ、有馬記念ということで、2000m以上のG1を6勝。過去の三冠馬、シンボリルドルフやナリタブライアンの種牡馬としての産駒はやはり少し距離の長い馬が多く、トウカイテイオーは例外として考えると、さほど強い馬を輩出していない。ミスターシービーは、先述の2頭より距離の適正幅としては参るから中距離寄りだったが、G1馬は輩出していない。
どうしても、2000・2400・3000mの3つのレースを勝ってしまうような馬は距離の適正幅が長めに出ることで、逆に大物が出にくいと考えていた。
ましてや、稀代の名種牡馬サンデーサイレンスが父なわけで、逆に母の父がサンデーサイレンスの馬は付けられない。
当時でいえばダンスパートナーや、トゥザビクトリー、アドマイヤグルーヴをつけるというわけにはいかないのだ。
ただし、サンデーサイレンスという種牡馬はノーザンテーストやリアルシャダイ、トニービン、ブライアンズタイムとは2枚も3枚も違い、大根幹種牡馬になる、いや当時はもう根幹種牡馬といってもいいほどであったわけなので、その仔で最高傑作なのなら、ノーザンダンサーの直仔であった、サドラーズウェルズやヌレイエフのような大根幹種牡馬の下の根幹種牡馬になる可能性だって大いにあるだろうとも思っていた。
なので、初年度産駒がデビューしてクラシック戦線に乗るころの評価としては、G1馬は何頭か出すだろうけども、リーディング1位になる程かどうか、なることもあるかもしれないがサンデーサイレンスを超えるような活躍をすることはないだろうと思っていた。
ハーツクライの種牡馬としての評価はディープインパクトのそれよりももっと低かった。
理由は母の父がトニービンであること。
トニービン自身は凱旋門賞を勝ったクラシックディスタンスの距離適性を持つ馬だったがその父であるカンパラはマイル種牡馬だ。
当時はマイル種牡馬がたまに大物を出すとベガやエアグルーヴ、ウィニングチケットのようなダービーやオークスを勝つような馬を出す種牡馬だと思っていた。実際は条件馬でも2000m前後を得意とする馬が多かったため、トニービンは結果的にはステイヤーとまではいわないまでもクラシックディスタンスホースだったのだろう。
しかし当時はまだ短い距離を得意とする馬が母の父だと思っていたのでディープインパクトより血統的な背景から得意距離は悪い意味での万能ではないかと思っていた。
また、サンデーサイレンス産駒は当馬自身が米国のダートで活躍した馬だったのでダート馬もたくさん輩出していた。
イシノサンデーは、皐月賞馬であってなおかつダービーGP勝馬でもあった。
母の父がバリバリの芝馬であるトニービンであるハーツクライは、ダートはだめではないかと思っていた。なので、勝鞍を稼ぎにくいと考えていた。
(結果これが大外れ。ディープインパクトはほとんどが芝馬でハーツクライはダートも走れる仔をたくさん出した。)
サンデーサイレンス産駒はこのころにはすでにたくさんのサンデー産駒が種牡馬入りしていて、サンデーサイレンス自身のリーディングを脅かす存在がそのころでもすでにダンスインザダークであったりフジキセキであったりしていたのだ。
サンデーサイレンス系種牡馬があふれてきているときにいい母馬をG1を1勝しかしていないハーツクライに回すか?と問われたら、ちょっと微妙なラインだろうと思っていた。
ディープインパクトは初年度から非常に高額な種付け料だが、ハーツクライはお手頃であり、そのお手頃価格なら、ほかのサンデー系種牡馬でもいいだろう。
ちなみにデビュー年2007年のハーツクライ種付け料は500万。
デルタブルースという菊花賞馬を輩出していたダンスインザダークの2007年の種付け料も500万。
どう出るかわからないハーツクライと、G1馬を輩出したダンスインザダーク。土地れも付けられるとなったらどちらをつける人が多いか自明の理かもしれない。
と、当時は考えていたのだ。
そんなハーツクライ。
初年度はウィンバリアシオンというシルバーコレクターを輩出。
続けざまにジャスタウェイを輩出し天皇賞秋をかってG1馬を輩出。
その後スワーヴリチャード、ヌーヴォレコルト、シュヴァルグラン、そしてドゥデュースとほとんど毎年G1馬、しかも当時最強の呼び声が高い馬を多数輩出した。
戻ってディープインパクト。
ディープインパクトは初年度に3歳馬にして安田記念を勝つという偉業を達成したリアルインパクトを輩出。
続けざまに牝馬三冠を達成したジェンティルドンナ、サトノダイヤモンドなど、G1馬多数。そして、最後の大物、稀代の名馬となった無敗の三冠馬コントレイルを輩出。
コントレイルが無敗でクラシック三冠を達成したことで親子2代三冠馬、なおかつ親子2代無敗の三冠馬という、前人未到の記録を2つも達成してしまう。
もうこの記録を抜くにはコントレイル産駒から無敗の三冠馬を輩出するしかないだろう。
ディープインパクト産駒は2025年秋の時点で重賞を298勝している。あと2勝で300勝の大台だ。
もう産駒も少ないので残っている産駒で何とか達成してもらいたいものだ。

ハーツクライとディープインパクト種牡馬になってからもライバル関係が続いているわけだ。
どちらも現役時に似た構図であって、ディープインパクトは現役時の通りで完璧という言葉がぴったりの種牡馬成績で、いよいよパーフェクトな産駒コントレイルまで輩出してしまった。
ハーツクライ産駒においては構図的にどうしてもそうなるのだが本命のディープインパクト産駒に対してヒットマンのごとく勝利をさらっていくような構図が多く、両頭の現役時代に似た様相だ。

キズナ・スワーヴリチャード・・・

孫の代まで続くライバル関係

もちろん現在の種牡馬事情は、サンデー系種牡馬特にディープインパクト系種牡馬とキングカメハメハ系の種牡馬の対立構図が激しいのだ。
キンカメ系はバラエティに富んでいるが、特にロードカナロア、そしてもう幼駒は出てこないとはいえドゥラメンテというとんでもない種牡馬がいた。
今回はその話ではなく、ハーツクライとディープインパクトだ。
ディープインパクトも今は亡くなってしまい産駒はもう出てこない。
そんな中で2024年のリーディングサイアーに輝いたのはディープインパクト産駒であるキズナだ。
ジャスティンミラノが皐月賞を勝ってG1馬も輩出した。
ハーツクライ産駒で今頑張っているのがスワーヴリチャードだ。
レガレイアがホープフルSに有馬記念と勝ち、アーバンシックが菊花賞を勝った。
まだ成績が3年分しかないが、2歳G1とクラシック、そして古馬G1の最高峰の1つである有馬記念を勝っていることでただの早熟ではない、また、2000m以上を得意とするところはハーツクライそっくりだ。
そして、これらはまだ前哨戦といえよう。
まずはコントレイル。無敗の三冠馬の仔で無敗の三冠馬。
これは良血牝馬も集まるし、結果ディープインパクト以上の期待を寄せられているだろう。
ドウデュース。ハーツクライ産駒の最高傑作と言えよう。
2歳G1の朝日フューチュリティを勝ち、5歳秋のジャパンカップを勝つまで毎年G1を勝っていることからも、早いうちから活躍できて、その後古馬になっても成長を続けることがわかる馬だ。
どちらも当時のディープインパクト、ハーツクライ以上の評価を受けていると思ってもいいと考えている。
ディープインパクトやハーツクライが種牡馬になった時はライバルは同じ父サンデーサイレンスのほかの産駒がライバルでもあったが今は少し違う。
キングカメハメハ産駒のロードカナロアであったり、シンボリクリスエス産駒のエピファネイアであったり、グラスワンダーからつながるモーリスであったり。
そして、同じサンデーサイレンス系統でも亜流ともいえる、しかし、ディープインパクトとは密接にかかわってくるキタサンブラックとその仔イクイノックスだ。
キタサンブラックの父はブラックタイドでその父はサンデーサイレンスだ。
そのブラックタイドとは、ディープインパクトの兄であり、全兄なのだ。
その仔イクイノックスはいわばコントレイルから見れば従兄に当たる。
これらがディープやハーツクライの孫世代のライバルたちだ。

さて、埋もれず次の世代につなげられるか。楽しみである。

1Fの間取りを決める…和室とクローゼットと脱衣所

風呂場・脱衣所の間取り


半畳のスペースをどうするか

サウナスペースを作りたい…!

風呂場周りのスペースというのは、よほどの贅沢なつくりではない限り、風呂場スペースが2畳(湯舟1畳・洗い場1畳)と、脱衣所・洗面所・洗濯機スペースで2畳(壁側に洗面台と洗濯機スペースがあって脱衣スペースがある)のが一般的だ。
脱衣所は実際詰めれば奥に半畳くらいのスペースはできるのだがやはり2畳程度のスペースだと普通にしていれば十分だが、サウナを置こうと思ったらやはり少々狭い。
半畳ほどの電話ボックスのようなサウナがあって、それを設置するにははやり90㎝四方ほど、半畳ほどのスペースが必要だ。

この電話ボックスタイプのサウナボックスなら半畳に収まるサイズのものがあるので、何とか半畳程度スペースを取りたかった。

脱衣所の隣は和室である。
実は和室の引き戸側に、半畳のクローゼットスペースがついている。
これが戸の横でなかったら、方角が正しければ、このスペースを仏壇収納にするところなのだが、ちょっと都合が悪いのだ。
なので、このクローゼットスペースを脱衣所に向けてもらってドアを付けないことで、洗面台の奥に半畳ほどのスペースができるのだ。
これでサウナのスペースができた。
自宅のサウナだから、複数人は入れなくてもいい。
また、家庭用のサウナといえばよくあるのがお湯をわかして小さなテントの中に充満させようはスチームサウナならいくつもあるのだが、本格的な、高温サウナを実現したかった。
結局先ほどのサウナボックスを検討していたのだが、家が建つ前に、テント式のもので一般的なサウナの電気ストーブをつけた高温サウナ(自宅用テント)が販売され、それがまたすっぽり半畳スペースに収まるものだったので手始めにこちらを買った。

サウナのために半畳を和室からとってしまった結果、和室は収納スペースがない部屋になってしまった。
しかし、リビングと続いている部屋なので、小物や収納物は、リビングに置くことで何とかなるだろうと考えた。
あと、この家の中で私の構想から大きく外れているのはこの和室であり、6畳は欲しかったので、この6畳和室はいいのだが、床の間と仏壇収納はない。
しかし、これも考えがあって、これで許容することにした。
リビング・キッチンスペースについては何も文句はないのでこのままだ。
あとは最後に、この部屋の最大の特徴の一つである、キッチン横にある収納スペースだ。
これは先述しているが、2畳程度の小さな小部屋がキッチン横にあり、これは収納庫としていた。
たぶんここに芯があってどうしても壁を作らないといけなくて、そうなると、キッチンの延長にしても壁の奥ができるので、戸をつけて小さな収納庫としたのだろう。
逆にこれは都合がいいと考えた私たちだった。
営業が、玄関のスペースをもう少し小さくして収納庫側を大きくすることができますよ。
ということだったので、ではぎりぎりまで収納庫側に振ってくださいとお願いした。
80~90㎝程度振れたことで3畳程度の収納庫になった。
これはこれで結構大きいのだ。
収納庫としては使っておらず、この部屋を乾燥室として使っていて洗濯物を干している。
そのため壁紙は防湿・防カビの壁紙としてもらった。
あとは、強い除湿乾燥機を買って回している。
1年経過したが今のところ表面にカビなどは出ておらず、また、湿度もそこまである気はしない。

事後談

サウナスペースだが、現在は室内用テントサウナを設置していて、大体150㎝くらいの高さの一人用テントだ。
そこに100Vの電気ストーブを入れてあるのだが、問題はこのサウナが90度を超えるのかどうかだった。
ほとんどの銭湯サウナは約90度程度なので、せめて90度は上がってほしいなと思っていた。
そして、このテントサウナの説明書には、シングルで100Vのストーブ1個だと大体80度程度まで、1個設置すれば120度くらいまで行けると書いてあり、また、1人用のテントの上に2人用のテントをかぶせることで1台で105度くらいまで上げられると書いてあった。
ということは、シンプルに80度程度かと思っていたのだが、1時間程度加熱運転しておくと110度くらいまで上がっていたのだ。
なぜだ?
と思考を巡らせた結果わかったことが、三方を壁で囲われていたこと(もともとクローゼットスペースなのでドア側以外の三方は壁。
もちろんその壁の中は、アクアフォームが充填されていて、このアクアフォームは外注対策と遮熱機能がついているので、逆に言えば三方に囲まれている状態の熱が外に逃げないのだ。
さらに壁紙も防湿・防カビの壁紙であり、湿気も逃がさないのですべてテント側に帰ってきている状態だったのだ。
なので、100度くらいのあちあちサウナに毎日は入れることになった。
今はこのテントをやめて、自分でサウナスペースとして防熱・防湿シートを張ってよくあるサウナ室のようなものを作ってみようかと思っている。

次に和室だ。
仏壇は、まだ実家にあるが今年の11月にでも引っ越そうかと思っている。
仏壇収納はないのだが、仏壇は1段高く設置すればOKなので、仏壇用の畳といわれるものがあって、それを引いておこうかと思っている。
また、正月にはここ富山県は天神様(菅原道真公)の掛け軸を飾るならわしがあって、長男には天神様がある。
私と息子の2つ掛け軸があって(私の父のものもあるのだが、こちらは実家に飾ろうかといっていた)せめてこの2つを和室にかけたい。
しかし、床の間がない。
床の間の最も大事なものは床板だと思うが、この床板、いただけ売っているのだ。

私の母親は当初【そんなもんでいい風になるか?】と言っていたが、実際に届いておいてみたらなんとびっくり。
床の間以上に床の間になった。
母も大満足。これで十分だね。都合が悪いときは外せばいいし、いいアイディアだったね
と言っていた。
仏壇を持ってきたらどうしても半畳程度が仏壇でつぶれてしまうので、その際は固定の床の間にしてしまってもいいかなと思っている。
部屋としてはちょっと狭くなって、4畳半くらいになってしまうのだが、、、それはまたその際に考えることにしよう。

プランを決めたら…細かい間取りなどを決めていく


この部屋のクローゼットは…


間取りの詳細を決める

それなりに柔軟性があって大変助かりました。

パッケージがある住宅メーカーなので、それほど修正できないと考えていた。
しかし、ふたを開けてみると、以外に柔軟性があって、それなりに修正できるのだ。

パパまるハウスは基本的に半畳(90㎝四方の正方形)を基準にすべて設計されているので、簡単に言えば、方眼紙1マスが9㎝四方だと考えて部屋の間取りを決めていると考えればよい。
そして、例えばドアの位置や、クローゼットの向きなどは柱がある芯ではない限りほとんどの場合対応してくれる。

まずは、基本的に個室になる2Fの間取りから確認する。
まず4部屋あって、6畳の部屋が2つと5畳の部屋が1つ、約7畳の部屋が1つある。
6畳の部屋は、6畳のスペースに、半畳のクローゼットがおしりについているような格好で、基本的には何の問題もない。
一つだけ気になる点があるとすると、下の娘の部屋の窓が床から70㎝くらいのところにあるのでちょっとだけ心配ということくらいだ。
次に5畳の部屋。
位置的には母親の部屋になるべき部屋なのだが、5畳で、クローゼットが1畳と半畳のクローゼットがついている。
1畳のクローゼットはその壁の向こうにトイレがあるので音の対策でクローゼットを設置したのだろう。
半畳のクローゼットは廊下を隔てて向い側の部屋があり、その部屋の半畳クローゼットの奥に当たるので、この部屋にクローゼットとして使わなければデッドスペースになる。
1畳クローゼットを取り外せば、部屋としては6畳となる。ただし、壁の向こうがトイレなので音が気になるところ。
また、6畳2部屋も壁1枚なので、今はまだ小学生の子供たちだが、中学・高校と進級するにつれ、音のことが気にかかる。
また私たちが入るであろう約7畳の部屋も、壁一枚で区切られた部屋だ。
前述したが、40坪クラスの住宅ならスペースに余裕があるため、部屋と部屋の間はクローゼットを入れることで1m近く部屋と部屋が離れるのだが、壁1枚だと、20㎝もないくらいしか離れていない。
2Fは2点。
5畳の部屋のクローゼットと、壁の問題だ。
こちらについては営業の方ができうる限りの対応として、
このトイレの間の壁と各部屋の壁の中は、基本的には石膏ボードのみなのだが、ここに防音の綿を詰めることはできる。やれることとしてはそのくらいしかないが、クローゼットを取っ払うことで浮いてくる材料費で防音の材料を買えるとのことだった。
多少のことだろうが、クローゼットは取り外して6畳間にしたかったので、これを採用した。

次に、私たちの部屋だ。
2つあって1つは、バルコニーがある。
少し家の外壁がへこんで、窓の位置にバルコニーのようなものがあり、人が出入りできるように大きな窓になっている。
一応寝室として使うつもりでかつ、おそらく道路に面するか、駐車場側に面するので、バルコニーに出て何かすることもない。
なので、いらないといってしまえばいらない。
ここで営業マンが言ったのが、(多少のことですが外壁をツライチにして、少し部屋のスペースを増やすことはできます。ただし、大きな設計変更になるので、部屋のスペースを増やすのに100万くらいかかりますね。あと、バルコニーなしとして、窓の上に小さな屋根をつけることはできますよ。こちらはバルコニーの材料費と同等額で屋根はつけられるので金額は変わりません)とのことだった。
部屋のスペースが3畳も変わるのなら、採用するのだがたぶんせいぜい0.5~1畳程度。
寝室スペースなので1畳程度変わったところで何も変わらないので、将来雨漏りをすると嫌なのでバルコニーを取っ払って屋根をつけて、窓を小さくしてもらうことにした。
もう一つ、この部屋には階段より、外側に面する場所で、部屋を長方形にすると奥に3畳ほどのデッドスペースができる。
1Fでいえばちょうど風呂場と洗面所があるあたりだ。
この3畳ほどのスペースは当初はウォークインクローゼットとなっている。
そのまま使うのもいいのだが、私はここをクローゼットのドアではなく、引き戸にしてもらいたいとお願いした。
要は小さな書斎にできそうなスペースなのだ。
ただし、このスペースはあくまでもともとクローゼットスペースなので全館空調の送風口がない。
なので、天井付近の壁に、小さな換気扇を取り付けてもらい気流が流れるようにしてもらった。
実際、現在その場所の1畳程度のところに、フロアに設置するソファと19インチ程度の壁掛けTVにPCをつないで、私の書斎としている。
非常に快適なスペースになっている。
空調についても、もともと寝室で私と奥様の部屋の奥なので、寝るまで、ドアは開けっ放しにしていて、特段暑かったり寒かったりはしていない。
出来上がってから残念だったのは、この部屋にもTVアンテナの先っちょを作っておいてくれとお願いしていたのだがそれがなかったことと、光回線のONUやルーターはクローゼット部分の上部棚に置くつもりで、1FにLANケーブル1本落としたかったので風呂の天井を経由してリビングスペースにLANケーブルを一本出しておいてほしいとお願いしたのが伝わらなくて結局何もできなかったことだけが残念だった。

2Fは、結局6畳間(半畳クローゼット付き)が3部屋と、約7畳間(3畳書斎付)が1部屋で十分満足な間取りになった。
パパまるハウスの建坪36坪のプランを一通り見ても、基本的には4LDK、2Fに4部屋あるモデルはこのプランしかなく、実際6畳間を4部屋なんて実現可能なのか?と心配だったが、4部屋ともしっかり6畳は取れた。ただし、壁しか仕切りがないという問題はあるのだが、防音材で対応することでさて、どうなるか?

事後談

まず、防音材について
効果のほどは細かくは分からないが、娘の話し声やYoutubeの音が聞こえてきたことはない。
息子の部屋は、娘の部屋を背にしてTVを設置したのだが、通常聞いている音で娘の部屋にいてもほとんど聞こえなかった。
ベッドが壁に当たってきしんでいる音などは聞こえることはあるのだが、ほとんど音は聞こえなかった。
むしろ、ドアから母親の笑い声や話し声が聞こえる程度なので十分だろう。

次に、半畳のクローゼットについて。
36坪で2Fに3部屋のタイプならむしろスペースが潤沢にある。
4部屋分でいえば6~8畳程度が開いているわけだから、1畳分~2畳分程度のクローゼットがあるモデルが多かった。
4部屋のモデルはその収納スペースを極限まで小さくした結果1部屋分生まれたともいえるので、各部屋に半畳分のクローゼットスペースしか作れなかったのだ。
これは小さいのではないか?と心配したのだが、子供たちについてはその季節に着る服と、小物雑貨類程度なので、十分だった。ほかの季節ものはプラスチックの衣装ケースのようなものに入れて3Fの屋根裏収納に入れておけばよい。
母親については、たくさんの衣服を持っていないことと、普段使わない衣服は実家(旧宅)においておけるし、風呂は毎日言っているジムで済ませているらしく、下着類も数枚だけ置いておいて、あとは旧宅においてあるそうで、半畳のクローゼットで十分だった。
私たちの部屋は3畳の書斎の奥に、1畳分ハンガー掛けと天井付近に棚板があり、仕事で使うスーツなどはそこにかけておいて、あとは季節ものの私服だけなのでちょうどくらい。
下着類は風呂場に下着用のタンスを置くことで家族全員の下着類はそこに入れておけた。
なので半畳のクローゼットでも十分賄えている。
この先、娘が年頃になって下着類は共有スペースに置いておきたくなくなったらクローゼットに入れてもらえばいいし、3F屋根裏収納に娘専用のタンスを置けばいいかと思っている。

次は1Fの間取りだ。

モデルプランの検討・・・そして決定へ

一生に一度の買い物・・・


今決めた間取りで最後の日まで過ごす

今家を建てればたぶん自分は命尽きるまでこの家に住むことになる。
今だけではなく、将来のことも考えて間取りを考えなければいけません

今のことだけを考えれば、私の年齢からして、第三子は考えられない、、、
なので個室の部屋数は現在が最大で4部屋ほしい。
少し先のことを考えると母親が今より高齢になっていた場合は2Fに上がるのが厳しいかもしれないので、1Fに1部屋は欲しい。
ここは最低限の条件だろう。

第一候補になっている和風建築は、1Fに2部屋、2Fに3部屋で、部屋数は要件を満たしている。
ただし、この家には3Fの屋根裏収納が絶対につかないので、何かしら物置のようなスペースが必要だ。
もちろん外、駐車場スペースが奥行きが9m近くあるので5mを駐車場として考えれば奥に奥行き4m横幅10m程度のスペースがあるので、プレハブや物置を設置することが可能である。
もちろんそれも検討した。
しかし、できればワンパッケージが理想なのだが。。。

パンフレットを読んでいくと、数年前にはなかったモデルが1つ。
建坪は37坪。
Lを横にしたようなモデルである。
このモデルだと、1Fに2部屋、和室と洋室があり、洋室側が先っちょでリビングからも独立していて、母親の部屋にピッタリである。
2Fは37坪の家で3部屋。6畳用室2部屋と10畳程度の部屋が一つ。
10畳程度の部屋には奥に、3畳程度の書斎のような小部屋がある。
リビングは6畳の和室が隣り合っている形だが18畳程度。2畳程度がキッチンで、1畳程度は棚などでスペースを取ると考えても15畳隣り合った和室もあるので約20畳程度のスペースが確保できる。
これは非常に魅力的なモデルだ。
先ほどの和風建築より、魅力的に見えた。1番手となる。
が、しかし、こちらのモデルも屋根が低い設計になっていて、3Fの屋根裏部屋が付けられない作りだった。

もう一つ、以前から検討していて1番手評価だった住宅。
36坪で、3F屋根裏収納も付けられる。
リビングは20畳程度確保でき、1Fには、リビングと離れた状態で8畳の和室がある。
2Fは3部屋だが、6畳×2部屋と16畳の寝室。奥には書斎スペースがある家だ。
この16畳の部屋の間に壁をつけてもらえば4室にできるんじゃないかと思って問い合わせてみたところ壁を追加するのは可能で、ドアをつけることも可能。要は分離して2部屋にすることは可能であるという回答だった。
この家の難点は、8畳の和室がリビングと離れていることで、それ自身は問題はないのだが、普通に2F3室のままであれば母親に、仏壇と一緒に8畳間に入ってもらうことになる。

特に嫌ではないだろうが、できれば元気なうちは分けてあげたいなと思った。
2Fの大きな部屋を分離するのはいいが、そうすると、トイレのドアと、奥の部屋のドアが当たってしまう。
それはそれでどうなんだろう。。。ということになった。
もう1坪ほどスペースがあればそのあたりの間取りも解決しそうなのだが。。。

出来合いのモデルというのはそういうちょっとした事の融通が利かないことがある。
これは致し方のないことだろう。

さて、最終的に決定したのは、36坪の家だ。
ただし、前述のモデルではない。

36S4.5bというモデルだ。
こちらは1Fに6畳和室が1部屋あり、2Fに4部屋ある。
36畳で2Fに4部屋あるモデルはこのモデルと、もう一つしかなく、もう一つは間取りは全く同じだが、屋根が低く3Fを付けれないモデルだった。
これであれば、ほとんど間取りの変更をする必要がなく、そのまま進められる。
1点だけ気になるのが、隣の部屋とは壁1枚だけというところだ。
従前の36坪の家の間取りだと、2Fに3部屋しかないというのもあり、部屋と部屋の間にクローゼットをはさむことで、音などがあまり隣に漏れない作りになっているところだ。
このモデルは3部屋が横並びで1部屋が向かい合わせ。その間にはクローゼット(幅でいえば畳の横幅分=90㎝)をはさんで離れているのでこの1部屋は音は気にならないかもしれないが隣にトイレがある。
3部屋は6畳で半畳のクローゼット付き。
1部屋は7畳で、奥に3畳程度のスペースがあり、当初設計ではウォークインクローゼットになっている。
子供たちには6畳程度の部屋は与えたいと思っていたことと、半畳だが、クローゼットをつけてあげられるので荷物はあらかた入れられるだろうと考えた。
1Fは畳の部屋が6畳で、リビングとつながっている。リビングは18畳だがキッチンの横というか向いが3~4畳程度のスペースになっていて、これがダイニングという扱いか。
そうなると、リビングスーペースは約8畳程度というところか。
4人+1人(母親)なら、普段はこれでも大きいくらいではないかと思ったし、2Fに4部屋あるので、弟の家族が止まっていくことになっても1Fの和室に泊まってもらえる。
甥、姪はたぶんいとこにあたる息子や娘の部屋で泊まっていくのではないかと思ったので6畳もあれば十分かと考えた。
1点だけ懸念があったのは、この和室には、床の間や仏壇収納がついているわけではないので、特に仏壇収納は考えていかなければいけないのだが。それは何とかなるだろうと考えていた。
このモデルのもう一つの利点は、キッチン横に2畳あるかないかの小さな収納スペースがあること。
事後談だが、営業の方に言われたが、玄関の壁をもう少しずらしてこの収納スペースに振ることもできますよと言われて、それでも80㎝くらい収納スペース側に振ってもらった。
それで、2畳程度のものが3畳程度取れて、そこの壁紙を耐湿耐カビのものにしてもらって乾燥室として、除湿器を入れて洗濯物を干す部屋にできたこと。だった。
また、勝手口も場所を変えられるということでその収納室の外に勝手口をつけてもらった。

予算的には、この家の価格が1500万、それに、多少なりとも間取り変更やキッチンや風呂などの変更にキッチン周りの棚など追加、旧宅の解体、地盤改良、基礎、、竣工後に外構工事一式、もろもろでプラス1000万程度だから何とかギリギリ予算内というところか。
地震で傾いた。地震保険も入っていた。大半壊の判定で満額の50%ということだったが、なにせ古い中古住宅。満額500万円の保険だった。その半額なので250万は保険金が出ていたのだが、まさかの地震でその1年前に、車がもうバタバタでジムニーを予約していた。。
この価格が250万円。。。
ほぼ行ってこいになってしまっていたので、2500万円スタートとして考えることにした。
これに、旧宅のローン残額が約500万円。これも借り換えて一本にまとめることにして総額3000万円。
銀行からもOKが出ていたので、このモデルで契約することにした。