一口馬主の出資戦略の見直し~G1優勝賞金が大幅にUP~

特別レースですら1勝しかしていない私ですがw
そんな私でも知っているのが、2026年のJRA開催G1の優勝賞金が大幅にUPされます。

ジャパンカップ・有馬記念の5億を頂点に、古馬中長距離G1は3億円、スプリントG11億7000万、マイルG1が1億8000万、ダートG1、牝馬G1で15000万となりました。
3歳G1が日本ダービーが3憶、皐月賞・菊花賞が2億、そのほか3歳G1が1億1000~1億5000万円となりました。
ナリタブライアンがダービーを獲った時が13000万円、ディープインパクト、オルフェーヴルの時で18000万、コントレイルの時で22000万円です。
ここ数年、ジャパンカップと有馬記念については超高額賞金になってきていたのですが、そのほかのG1レースの賞金も大幅にUPしました。

G1なんて簡単に勝てないんですが…それでも!

一口馬主出資戦略は
少々変わってきます

どう変わっていくのかといいますと、まず一つ目に【重賞を勝てそうかどうか】というのは今までほとんど見ていませんでしたが、多少なりとも見込みがあるかないかは見ていく必要が出てきます。
重賞を勝てる血統構成ではないが稼ぐことはできそうな馬、要は安価な馬で1勝~3勝程度してくれればプラス収支になるような馬を中心に買っていました。
もちろんこれからもこの方針は残ります。

ここにもう一つ、重賞の勝ち負けが叶う可能性がある血統構成・厩舎であるか否かという検討ファクターが出てくることになります。
それは、クラブはもちろんのこと、種牡馬がトップサイアーであるかどうか、過去の産駒の重賞実績はどうなのかなどを加味したうえで、そこそこ高額の馬でも検討の価値があるという判断ができそうです。

買える根拠があれば…
募集総額1億円くらいの馬なら・・・

ここまで、私の戦略は、重賞を勝ち負けを検討していると、馬代金は億を超える馬なら・・・
しかし、そんな馬が重賞1勝しかできなかったとしたら、回収できる見込みが薄いと考えていました。
それが、G1の賞金が、どのレースでも1億を超える状態になってきましたし、おそらくここから後2~3年ほどの間にG2、G3の賞金も上がってくる可能性が大いにあります。
現在のところ、G3が大体4000万、G2で6000万程度です。
もう一回り賞金がUPしてG3で5000万、G2で7000~8000万程度になってくると、話がガラッと変わってきます。
1億円程度の募集価格の馬であればG3を1勝できれば、賞金総額は約1億ほどあるでしょう(重賞にたどり着くまでの間に、少なくとも2~3勝はしているだろうし、掲示板入着もあるでしょうから)G3勝ち馬程度で1億が無理なく見えてきたのであれば、そう考えます。
といって、毎年何頭も1億円を超えるような馬は買えません。
今までのところ、4000万円程度を上限に考えていましたが、こちらはそのままで、血統構成・厩舎、そして馬体3拍子揃っていて、この馬なら。。。を思う馬がいた場合に1億程度までの価格であれば検討できる。ただし、年間1~2頭程度という感じでしょうか。
私が加入しているクラブでいえばシルクホースクラブが最も重賞やG1に近いクラブです。
このクラブは、今のところ、高額な募集馬もいますが、重賞やG1を勝っている馬は大体3000万~5000万程度の募集馬から現れるケースが多い(その価格帯の馬が多いからともいえる)のですが、今後、高額馬から高額馬らしい成績を残す馬が現れる可能性も大いにあるかと思います。
なので、G1を見据えることができる血統・厩舎・馬体、3拍子揃っていた場合には検討できるかと思います。

来年の募集の際には高額だからといってケンせずとりあえず見ていこうと思います。