7世代目にして初!
初新馬勝ち!!
人気馬はすべて自分より内枠。
1番人気はデムーロ騎手騎乗の同枠ストラーダ。
また、東京D1600mは、スタートから100m程度芝を走る。
ここで、芝の適性が全くない馬は振り落とされる面もある。
なので、フェブラリーSは、同じコースを走るのだが、意外に前走金杯を走っていたとか芝のレースからの転向組が好走するケースもあるのだ。
エジプシャンマウは、血統的にはバリバリのダート血統。
父も母の父もバリバリのダート血統。
もちろんデビューもダート戦で下すのが当然の流れだったと思う。
そうなると、将来JRAでG1に出ようと思うと、東京D1600mのフェブラリーSか、中京D1800mのチャンピオンズCしかない訳なので、そうなると、まずは東京D1600mで下してみてみてみようかという流れもあったのではないか。
タイミング的にも、東京開催やってるし。
募集時・・・
なんじゃこのトモ??ヤヴァイんじゃ???
シルクホースクラブで募集が始まる直前。
募集馬のリストが出た時点で、私は血統診断を行います。

父の勝ち上がりが58%というのはエクストラ。
こんな数字はサンデーサイレンスやディープインパクトでも出せていないです。
頭数が少ないからこその数字ではありますが、それにしたって48頭中28頭の勝ち上がりは秀逸としか言いようがないです。
この血統診断は後付けにならないように、診断対象の馬(今回の場合はエジプシャンマウ)が募集されているときに成績が出ているところまでのデータで診断しますので1歳年上のシルフズミスチーフはデータ外となっているため、母系のサンプルは0件。
インブリードは8代前までさかのぼり、位置まで完全一致(同じ3×4でも、父の父の父×母の父の父の父と父の母の父×母の父の父の父の場合は別のものとみなす)するインブリードをサンプルとして考慮して勝ち上がり率を出しています。
大体が30%前後となり、悪いものだと25%程度、良いものだと35%程度の数字を出すデータなのですがここで40%というのもエクストラに近い数字です。
勝ち上がりについてはもしかしたら行けるのかな?
と思っていました。
さらにプラスして、期待獲得賞金の分布です。
こちらはこの対象馬がいくら稼ぐことができるかの可能性分布です。
高額のテーブルの割合が大きいほど、大物になる可能性が高いわけです。
ほとんどの場合、0~2000万円のテーブルが6~7割程度になるのが一般的で、よくて5割以下。
重賞を目指せそうな馬の場合は5000万円以上のテーブルの中で10~20%以上をつけるテーブルがある場合には、大物輩出の可能性がぐっと高まります。
当馬の場合、0~2000万円テーブル(賞金額的には未勝利~1勝できたかどうか程度)が35%。実際の確率的なランキングでは1位だが、裏を返せば65%以上の確率で2000万円以上稼げそうということだ。
次が2000~5000万円で、23.57%。4頭のうち1頭はこのテーブルという感じだ。
それ以上というのは当馬の場合募集価格が3500万円だから、出資金回収レベルとなるわけだが約45%程度は回収の可能性が高いわけだ。
ちなみに、当血統診断は牝馬は、少し値引きした数字が出るように設計されている(大物の場合は別だが、全体的に見るとやはり牡馬のほうが少し有利なのが競馬の世界なので)そのうえでこの数字は牡馬であれば即買いレベルの数字だ。
23年シルク募集馬には血統診断結果としてはもっといい数字の馬が何頭かいたわけだが、候補の一頭ではあったのだ。
そうこう言っているうちに、写真や動画が公開された。
血統診断的に良さそうだと思った馬たちから順にみていく。
血統診断と馬体を見て総合的に決めようと、23年産駒募集(要は2024年)の時から考えていてそれを基に選んでいた。
まずはアースアクシス(クロノロジスト23)。
母がクロノロジストというのもあるが、血統診断的には申し分がない。牝馬ながらにしてかなり高い数字を出している。
馬体的にも特に申し分はないのでぜひとも取りたい一頭だ。抽選優遇をこの馬で使う。
セヴェロ(クインアマランサス23)。馬体ヨシ。血統診断ヨシ。
この時点ではサトノダイヤモンド産駒はまだいまいちという評価だったが、血統的な面から言うとサトノダイヤモンド自身が超良血、競走実績も申し分がなく、あのキタサンブラックに勝ったこともあるのだから、そろそろいい馬が出てもいいのではないかと思い。
募集価格3000万なら応募してもいいだろうと考え応募。
セヴェロは23年度産駒勝ち上がり第1号だ。
新馬戦は勝てなかったが2戦目でなかなか強い勝ち方で勝ち上がった。
この先に期待が持てると考えている。
そして、エジプシャンマウ。
この馬の血統診断は先述の通り、この2頭ほどではないにしても、応募してもいいくらいの数字だ。
そのうえで、動画を見る。
私は雷に打たれたように見惚れた。
なによりもトモが。トモの張りがやばい。
2歳とは思えないような、パンパン。ゴンゴンのトモ。
人間でいえばケツから太ももにかけてのラインがトモといえるのか。
いわば女性のボディラインじゃない。もうすごいとしか言いようがないとその時は思った。
もう2頭ほど買っているのだが、まだデビューもしていないし、北海道から出られていないので今回は割愛するが、馬体だけでいえば、エジプシャンマウは抜きんでていたと思っている。
結局この年(2024年)は、応募した馬すべて当選したのだが、、、
(25年は、1頭しか当選せず。。。実績はそこそこあるつもりだが、今年はそれ以上に人気のある馬ばっかりに行ってしまったようだ)
そしてやがて1年経過…
11月30日にデビューを迎えたエジプシャンマウ。
改めて写真や育成動画を見てみたが。そのトモの張りは変わらずでむしろ育成・調教を経てもっとすごいことになっている。
筋骨隆々と言うのがぴったりな感じで、グラップラー刃牙の絵になりそうなといえばいいのか。
血管が浮いて、皮膚が薄くもりもりの筋肉。
そんなイメージだ。
パドックを見ても、筋肉の盛り上がりだけなら同期のほかの新馬に負けないくらいすごかった。
戦前にこんなにわくわくしたこともないくらい、楽しみだった。
スタート。
スタートから約100m弱。芝のコースを横切る。
東京D1600mの一つの難所と言えよう。
ダート戦に出ているのだから当然ダートが得意と考えられる馬の集合体だ。
逆の言い方をすれば芝がダメでダートに来ているのかもしれない。
そんな馬たちが一瞬とはいえ芝を走る。
ここで、からきしダメな馬は振り落とされるくらいの話なのだ。
エジプシャンマウ。
難なくこなしダートに入ったときにはもうほぼ先頭くらいの勢いだ。
ゲートが非常に得意らしく、スタートからポンと出ておまけに二の足もつくので一気に先頭だ。
レースでいえば実際はそのまま先頭のままレースを進めて直線向いて粘って粘って粘って最後に差し替えしてゴール。
後ろからビュッと来たわけでもなければ華麗に逃げたわけでもない。
そもそも今回逃げたのは逃げたくて逃げたのではなく、自分のペースを守った結果スピードの違いから先頭だったみたいな感じだそうだ。
底知れぬ能力を感じるところでもある。
それこそ、ダビスタやウィニングポストでよくあるのが相当能力が違う馬たちと新馬戦で戦うと、追い込みだって言ってるのに終始先頭のままゴールみたいなレースになることがある。
要はそういうことらしい。
なんにしても、勝ったのだ。
イメージ的には着差は 1・1/4 馬身差らしいが、着差以上に強かった。
2着馬に横に並ばれて一瞬差し込まれたと思ってから盛り返して差し替えして1馬身以上話してゴールは強い。
大きなレースでも横に並ばれても抜かせない強さがある埋まっていると思う。
マスカレードボールなんかはそうじゃないだろうか。
この日のメインレースはジャパンカップ。
勝った外国馬は本当に強かったが馬体を並べて最後まで叩き合った日本馬マスカレードボールも相当強かったと思う。
いつかあんなレースをしてくれたらいいな。
新馬勝ちしたエジプシャンマウこの先は?
ダート三冠?海外遠征?
新馬勝ち、しかも人気で終わってみたら勝ち方は強い勝ち方だったことからも、次はどこになるのか?来年は何を目指していくのか早々に気になってくる。
12/1時点ではまだ公式からは何も発表がないが、新馬戦前からクモズレ(要はくるぶし当りの皮がめくれてかさぶたができているような状態)がひどいらしいのでいったん休養が妥当だと思うが、まだ何の発表もないので何とも言えない。
続戦するとしたらもう格上挑戦抽選待ちだが、全日本2歳優駿(川崎)に出るというてもあるかと思う。
中に週ほどなので、新馬戦でそこまで使っていないのであれば、可能性もあるが、あれだけ粘って差し替えしているので疲れがあるのではないかとは思うが。
でたら出たでまた面白いとは思うが。
そこまで慌てる必要もないと思っていて、とりあえずはクモズレを直す意味も込めて一度外厩へ。
クモズレを治して少し外厩で乗り込んで2月くらいに復帰でも全然どの選択肢も間に合う。
海外ならサウジ?
UAEもあるけど?
エジプシャンマウは、シルクホースクラブの馬なので海外遠征の可能性はないとは言えない。
また、あれだけの根性があるとすると、当然海外に目が行ってもおかしくない。
そうなると第一の選択肢がサウジダービーか。
こちらはG3戦とは言え、1着賞金が90万ドル。日本円にすると1億を超える。
この時期に賞金1億のレースが日本国内にはないので、非常においしいレースの一つだろう。
ただ、このレースは2月4週あたりにあるので、もし出ようと思うのなら、12月は外厩としても1月早々にも復帰して1勝Cくらいはクリアしておきたいところだ。
もう一つの海外の選択肢がUAEダービーだ。
こちらは3月最終週から4月の頭あたりに開催されるので、もう1か月ほど余裕がある。
フォーエバーヤングはサウジ・ドバイと連戦したわけだが、連戦するとしたら、先ほどのスケジュールになる。1月頭には1勝Cは勝っておきたい。
UAEだけを念頭に置くなら、2月頭には1勝Cを勝ってドバイへ…となるが。
どちらもスケジュール面ではちょっと厳しいかもしれない。
もし、全日本2歳優駿に出て勝てるようなら、勝ったら即外厩で休養。
2月に帰厩してそのままサウジへというのもいいだろう。
でないかな。。。
現実的なのはやはり国内だ。
まずはダート三冠路線だ。
実際は鞍上からは、1200~1400m程度が妥当ではないかといわれているのでそもそも路線を歩まない可能性も大いにあるが、シミュレーションとして考えてみる。
羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックがダート三冠の路線となっていて、1800m、2000m、2000mだ。
1600mを勝ったエジプシャンマウだから、1800mの羽田盃はまだ出走する可能性は捨てきれない。
その成績次第でその先は考えられるだろう。
羽田盃に出走するとした場合、まずは3月までに1勝Cを勝ち、4月の頭までにオープン競走もしくは交流重賞に出走し勝ち上がることができれば出走はかなうだろう。
次に、短距離路線だ。
こちらのほうが現実的か。
まず、JBCレディースクラシックが最終目的地と考えた場合、来年の秋ごろまで時間的な余裕がある。
その中で出るべきところに出て勝つべきレースを勝つ必要があり、一つは1勝Cを勝つこと。
次に、ユニコーンSに出走し、せめて3着以内くらいに入ること。
交流重賞に出てできれば勝ち上がること
交流重賞を勝つことができれば出走はかなうだろうし、ユニコーンSで勝ち負けを演じることができれば、JBCレディースCは出走が叶うだろうし人気するだろう。
しかも2026年のJBCは金沢開催なのだ。
私の地元は北陸なので、金沢でエジプシャンマウの融資が見れるのなら、それはそれで最高だ。
金沢競馬場だとレディスCは1500m、JBCスプリントは1400mになる様なので相手関係を見ながらだが、JBCスプリントへの出走の可能性も大いにありそうだ。
開催は11月3日。
そうなるとその前が、距離的な面から見ても南部杯が妥当か。
10月頭のほうで開催されるであろうから、中2~3週程度になる。
南部杯からJBCスプリント。悪くないだろう。
なによりも、金沢JBCで雄姿を見たいのだ。
かなうことなら口取りに出向けるチャンスでもあるので、ぜひとも出走そして勝利へとつながってほしいものだ。
さて、もう一頭、ダートで期待したい馬がいる。
アースアクシスだ。
母クロノロジストは言わずもがな。クロノジェネシスの母である。
父がドレフォンということでダート志向が強いかなと思って出資した馬なのである。
ダート界のクロノジェネシスのようになってほしいと考えて。
もし、そうなると、おそらくアースアクシスこそダート中距離路線だろう。
そろそろデビューに向かいそうだが、ダート三冠路線に間に合うかもしれないし少し遅いかもしれない。
しかし、それよりなにより、春から夏に出世していればJBCに出走できる可能性があり、JBCクラシック(2100m)に出れるかもしれない。
そのころにJBCを目指せるくらいであれば前哨戦になるであろう白山大賞典にも来るかもしれない。
なにせ地元で愛馬が見たいw
セヴェロは芝の路線でいいところまで行きそうだし、サラブレッドクラブライオンのコンフォルツァ(現3歳、26年は古馬4歳だが)も今上り調子でオープンまで一気に登り切ってくれたらいいのになと思っている。
芝にダートに私の出資馬たちも忙しくなってきている。
さて、2026年はいい年になればいいのだが。