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能登半島大地震にて大半壊した我が家を建て直した際の物語。

1Fの間取りを決める…和室とクローゼットと脱衣所

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風呂場・脱衣所の間取り 半畳のスペースをどうするか サウナスペースを作りたい…! 風呂場周りのスペースというのは、よほどの贅沢なつくりではない限り、風呂場スペースが2畳(湯舟1畳・洗い場1畳)と、脱衣所・洗面所・洗濯機スペースで2畳(壁側に洗面台と洗濯機スペースがあって脱衣スペースがある)のが一般的だ。脱衣所は実際詰めれば奥に半畳くらいのスペースはできるのだがやはり2畳程度のスペースだと普通にしていれば十分だが、サウナを置こうと思ったらやはり少々狭い。半畳ほどの電話ボックスのようなサウナがあって、それを設置するにははやり90㎝四方ほど、半畳ほどのスペースが必要だ。 この電話ボックスタイプのサウナボックスなら半畳に収まるサイズのものがあるので、何とか半畳程度スペースを取りたかった。 脱衣所の隣は和室である。実は和室の引き戸側に、半畳のクローゼットスペースがついている。これが戸の横でなかったら、方角が正しければ、このスペースを仏壇収納にするところなのだが、ちょっと都合が悪いのだ。なので、このクローゼットスペースを脱衣所に向けてもらってドアを付けないことで、洗面台の奥に半畳ほどのスペースができるのだ。これでサウナのスペースができた。自宅のサウナだから、複数人は入れなくてもいい。また、家庭用のサウナといえばよくあるのがお湯をわかして小さなテントの中に充満させようはスチームサウナならいくつもあるのだが、本格的な、高温サウナを実現したかった。結局先ほどのサウナボックスを検討していたのだが、家が建つ前に、テント式のもので一般的なサウナの電気ストーブをつけた高温サウナ(自宅用テント)が販売され、それがまたすっぽり半畳スペースに収まるものだったので手始めにこちらを買った。 サウナのために半畳を和室からとってしまった結果、和室は収納スペースがない部屋になってしまった。しかし、リビングと続いている部屋なので、小物や収納物は、リビングに置くことで何とかなるだろうと考えた。あと、この家の中で私の構想から大きく外れているのはこの和室であり、6畳は欲しかったので、この6畳和室はいいのだが、床の間と仏壇収納はない。しかし、これも考えがあって、これで許容することにした。リビング・キッチンスペースについては何も文句はないのでこのままだ。あとは最後に、この部屋の最大の特徴の一つである、キッチン横にある収納スペースだ。これは先述しているが、2畳程度の小さな小部屋がキッチン横にあり、これは収納庫としていた。たぶんここに芯があってどうしても壁を作らないといけなくて、そうなると、キッチンの延長にしても壁の奥ができるので、戸をつけて小さな収納庫としたのだろう。逆にこれは都合がいいと考えた私たちだった。営業が、玄関のスペースをもう少し小さくして収納庫側を大きくすることができますよ。ということだったので、ではぎりぎりまで収納庫側に振ってくださいとお願いした。80~90㎝程度振れたことで3畳程度の収納庫になった。これはこれで結構大きいのだ。収納庫としては使っておらず、この部屋を乾燥室として使っていて洗濯物を干している。そのため壁紙は防湿・防カビの壁紙としてもらった。あとは、強い除湿乾燥機を買って回している。1年経過したが今のところ表面にカビなどは出ておらず、また、湿度もそこまである気はしない。 事後談 サウナスペースだが、現在は室内用テントサウナを設置していて、大体150㎝くらいの高さの一人用テントだ。そこに100Vの電気ストーブを入れてあるのだが、問題はこのサウナが90度を超えるのかどうかだった。ほとんどの銭湯サウナは約90度程度なので、せめて90度は上がってほしいなと思っていた。そして、このテントサウナの説明書には、シングルで100Vのストーブ1個だと大体80度程度まで、1個設置すれば120度くらいまで行けると書いてあり、また、1人用のテントの上に2人用のテントをかぶせることで1台で105度くらいまで上げられると書いてあった。ということは、シンプルに80度程度かと思っていたのだが、1時間程度加熱運転しておくと110度くらいまで上がっていたのだ。なぜだ?と思考を巡らせた結果わかったことが、三方を壁で囲われていたこと(もともとクローゼットスペースなのでドア側以外の三方は壁。もちろんその壁の中は、アクアフォームが充填されていて、このアクアフォームは外注対策と遮熱機能がついているので、逆に言えば三方に囲まれている状態の熱が外に逃げないのだ。さらに壁紙も防湿・防カビの壁紙であり、湿気も逃がさないのですべてテント側に帰ってきている状態だったのだ。なので、100度くらいのあちあちサウナに毎日は入れることになった。今はこのテントをやめて、自分でサウナスペースとして防熱・防湿シートを張ってよくあるサウナ室のようなものを作ってみようかと思っている。 次に和室だ。仏壇は、まだ実家にあるが今年の11月にでも引っ越そうかと思っている。仏壇収納はないのだが、仏壇は1段高く設置すればOKなので、仏壇用の畳といわれるものがあって、それを引いておこうかと思っている。また、正月にはここ富山県は天神様(菅原道真公)の掛け軸を飾るならわしがあって、長男には天神様がある。私と息子の2つ掛け軸があって(私の父のものもあるのだが、こちらは実家に飾ろうかといっていた)せめてこの2つを和室にかけたい。しかし、床の間がない。床の間の最も大事なものは床板だと思うが、この床板、いただけ売っているのだ。 私の母親は当初【そんなもんでいい風になるか?】と言っていたが、実際に届いておいてみたらなんとびっくり。床の間以上に床の間になった。母も大満足。これで十分だね。都合が悪いときは外せばいいし、いいアイディアだったねと言っていた。仏壇を持ってきたらどうしても半畳程度が仏壇でつぶれてしまうので、その際は固定の床の間にしてしまってもいいかなと思っている。部屋としてはちょっと狭くなって、4畳半くらいになってしまうのだが、、、それはまたその際に考えることにしよう。 続きを読む

プランを決めたら…細かい間取りなどを決めていく

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この部屋のクローゼットは… 間取りの詳細を決める それなりに柔軟性があって大変助かりました。 パッケージがある住宅メーカーなので、それほど修正できないと考えていた。しかし、ふたを開けてみると、以外に柔軟性があって、それなりに修正できるのだ。 パパまるハウスは基本的に半畳(90㎝四方の正方形)を基準にすべて設計されているので、簡単に言えば、方眼紙1マスが9㎝四方だと考えて部屋の間取りを決めていると考えればよい。そして、例えばドアの位置や、クローゼットの向きなどは柱がある芯ではない限りほとんどの場合対応してくれる。まずは、基本的に個室になる2Fの間取りから確認する。まず4部屋あって、6畳の部屋が2つと5畳の部屋が1つ、約7畳の部屋が1つある。6畳の部屋は、6畳のスペースに、半畳のクローゼットがおしりについているような格好で、基本的には何の問題もない。一つだけ気になる点があるとすると、下の娘の部屋の窓が床から70㎝くらいのところにあるのでちょっとだけ心配ということくらいだ。次に5畳の部屋。位置的には母親の部屋になるべき部屋なのだが、5畳で、クローゼットが1畳と半畳のクローゼットがついている。1畳のクローゼットはその壁の向こうにトイレがあるので音の対策でクローゼットを設置したのだろう。半畳のクローゼットは廊下を隔てて向い側の部屋があり、その部屋の半畳クローゼットの奥に当たるので、この部屋にクローゼットとして使わなければデッドスペースになる。1畳クローゼットを取り外せば、部屋としては6畳となる。ただし、壁の向こうがトイレなので音が気になるところ。また、6畳2部屋も壁1枚なので、今はまだ小学生の子供たちだが、中学・高校と進級するにつれ、音のことが気にかかる。また私たちが入るであろう約7畳の部屋も、壁一枚で区切られた部屋だ。前述したが、40坪クラスの住宅ならスペースに余裕があるため、部屋と部屋の間はクローゼットを入れることで1m近く部屋と部屋が離れるのだが、壁1枚だと、20㎝もないくらいしか離れていない。2Fは2点。5畳の部屋のクローゼットと、壁の問題だ。こちらについては営業の方ができうる限りの対応として、このトイレの間の壁と各部屋の壁の中は、基本的には石膏ボードのみなのだが、ここに防音の綿を詰めることはできる。やれることとしてはそのくらいしかないが、クローゼットを取っ払うことで浮いてくる材料費で防音の材料を買えるとのことだった。多少のことだろうが、クローゼットは取り外して6畳間にしたかったので、これを採用した。 次に、私たちの部屋だ。2つあって1つは、バルコニーがある。少し家の外壁がへこんで、窓の位置にバルコニーのようなものがあり、人が出入りできるように大きな窓になっている。一応寝室として使うつもりでかつ、おそらく道路に面するか、駐車場側に面するので、バルコニーに出て何かすることもない。なので、いらないといってしまえばいらない。ここで営業マンが言ったのが、(多少のことですが外壁をツライチにして、少し部屋のスペースを増やすことはできます。ただし、大きな設計変更になるので、部屋のスペースを増やすのに100万くらいかかりますね。あと、バルコニーなしとして、窓の上に小さな屋根をつけることはできますよ。こちらはバルコニーの材料費と同等額で屋根はつけられるので金額は変わりません)とのことだった。部屋のスペースが3畳も変わるのなら、採用するのだがたぶんせいぜい0.5~1畳程度。寝室スペースなので1畳程度変わったところで何も変わらないので、将来雨漏りをすると嫌なのでバルコニーを取っ払って屋根をつけて、窓を小さくしてもらうことにした。もう一つ、この部屋には階段より、外側に面する場所で、部屋を長方形にすると奥に3畳ほどのデッドスペースができる。1Fでいえばちょうど風呂場と洗面所があるあたりだ。この3畳ほどのスペースは当初はウォークインクローゼットとなっている。そのまま使うのもいいのだが、私はここをクローゼットのドアではなく、引き戸にしてもらいたいとお願いした。要は小さな書斎にできそうなスペースなのだ。ただし、このスペースはあくまでもともとクローゼットスペースなので全館空調の送風口がない。なので、天井付近の壁に、小さな換気扇を取り付けてもらい気流が流れるようにしてもらった。実際、現在その場所の1畳程度のところに、フロアに設置するソファと19インチ程度の壁掛けTVにPCをつないで、私の書斎としている。非常に快適なスペースになっている。空調についても、もともと寝室で私と奥様の部屋の奥なので、寝るまで、ドアは開けっ放しにしていて、特段暑かったり寒かったりはしていない。出来上がってから残念だったのは、この部屋にもTVアンテナの先っちょを作っておいてくれとお願いしていたのだがそれがなかったことと、光回線のONUやルーターはクローゼット部分の上部棚に置くつもりで、1FにLANケーブル1本落としたかったので風呂の天井を経由してリビングスペースにLANケーブルを一本出しておいてほしいとお願いしたのが伝わらなくて結局何もできなかったことだけが残念だった。 2Fは、結局6畳間(半畳クローゼット付き)が3部屋と、約7畳間(3畳書斎付)が1部屋で十分満足な間取りになった。パパまるハウスの建坪36坪のプランを一通り見ても、基本的には4LDK、2Fに4部屋あるモデルはこのプランしかなく、実際6畳間を4部屋なんて実現可能なのか?と心配だったが、4部屋ともしっかり6畳は取れた。ただし、壁しか仕切りがないという問題はあるのだが、防音材で対応することでさて、どうなるか? 事後談 まず、防音材について効果のほどは細かくは分からないが、娘の話し声やYoutubeの音が聞こえてきたことはない。息子の部屋は、娘の部屋を背にしてTVを設置したのだが、通常聞いている音で娘の部屋にいてもほとんど聞こえなかった。ベッドが壁に当たってきしんでいる音などは聞こえることはあるのだが、ほとんど音は聞こえなかった。むしろ、ドアから母親の笑い声や話し声が聞こえる程度なので十分だろう。 次に、半畳のクローゼットについて。36坪で2Fに3部屋のタイプならむしろスペースが潤沢にある。4部屋分でいえば6~8畳程度が開いているわけだから、1畳分~2畳分程度のクローゼットがあるモデルが多かった。4部屋のモデルはその収納スペースを極限まで小さくした結果1部屋分生まれたともいえるので、各部屋に半畳分のクローゼットスペースしか作れなかったのだ。これは小さいのではないか?と心配したのだが、子供たちについてはその季節に着る服と、小物雑貨類程度なので、十分だった。ほかの季節ものはプラスチックの衣装ケースのようなものに入れて3Fの屋根裏収納に入れておけばよい。母親については、たくさんの衣服を持っていないことと、普段使わない衣服は実家(旧宅)においておけるし、風呂は毎日言っているジムで済ませているらしく、下着類も数枚だけ置いておいて、あとは旧宅においてあるそうで、半畳のクローゼットで十分だった。私たちの部屋は3畳の書斎の奥に、1畳分ハンガー掛けと天井付近に棚板があり、仕事で使うスーツなどはそこにかけておいて、あとは季節ものの私服だけなのでちょうどくらい。下着類は風呂場に下着用のタンスを置くことで家族全員の下着類はそこに入れておけた。なので半畳のクローゼットでも十分賄えている。この先、娘が年頃になって下着類は共有スペースに置いておきたくなくなったらクローゼットに入れてもらえばいいし、3F屋根裏収納に娘専用のタンスを置けばいいかと思っている。 次は1Fの間取りだ。 続きを読む

モデルプランの検討・・・そして決定へ

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一生に一度の買い物・・・ 今決めた間取りで最後の日まで過ごす 今家を建てればたぶん自分は命尽きるまでこの家に住むことになる。今だけではなく、将来のことも考えて間取りを考えなければいけません 今のことだけを考えれば、私の年齢からして、第三子は考えられない、、、なので個室の部屋数は現在が最大で4部屋ほしい。少し先のことを考えると母親が今より高齢になっていた場合は2Fに上がるのが厳しいかもしれないので、1Fに1部屋は欲しい。ここは最低限の条件だろう。 第一候補になっている和風建築は、1Fに2部屋、2Fに3部屋で、部屋数は要件を満たしている。ただし、この家には3Fの屋根裏収納が絶対につかないので、何かしら物置のようなスペースが必要だ。もちろん外、駐車場スペースが奥行きが9m近くあるので5mを駐車場として考えれば奥に奥行き4m横幅10m程度のスペースがあるので、プレハブや物置を設置することが可能である。もちろんそれも検討した。しかし、できればワンパッケージが理想なのだが。。。 パンフレットを読んでいくと、数年前にはなかったモデルが1つ。建坪は37坪。Lを横にしたようなモデルである。このモデルだと、1Fに2部屋、和室と洋室があり、洋室側が先っちょでリビングからも独立していて、母親の部屋にピッタリである。2Fは37坪の家で3部屋。6畳用室2部屋と10畳程度の部屋が一つ。10畳程度の部屋には奥に、3畳程度の書斎のような小部屋がある。リビングは6畳の和室が隣り合っている形だが18畳程度。2畳程度がキッチンで、1畳程度は棚などでスペースを取ると考えても15畳隣り合った和室もあるので約20畳程度のスペースが確保できる。これは非常に魅力的なモデルだ。先ほどの和風建築より、魅力的に見えた。1番手となる。が、しかし、こちらのモデルも屋根が低い設計になっていて、3Fの屋根裏部屋が付けられない作りだった。 もう一つ、以前から検討していて1番手評価だった住宅。36坪で、3F屋根裏収納も付けられる。リビングは20畳程度確保でき、1Fには、リビングと離れた状態で8畳の和室がある。2Fは3部屋だが、6畳×2部屋と16畳の寝室。奥には書斎スペースがある家だ。この16畳の部屋の間に壁をつけてもらえば4室にできるんじゃないかと思って問い合わせてみたところ壁を追加するのは可能で、ドアをつけることも可能。要は分離して2部屋にすることは可能であるという回答だった。この家の難点は、8畳の和室がリビングと離れていることで、それ自身は問題はないのだが、普通に2F3室のままであれば母親に、仏壇と一緒に8畳間に入ってもらうことになる。特に嫌ではないだろうが、できれば元気なうちは分けてあげたいなと思った。2Fの大きな部屋を分離するのはいいが、そうすると、トイレのドアと、奥の部屋のドアが当たってしまう。それはそれでどうなんだろう。。。ということになった。もう1坪ほどスペースがあればそのあたりの間取りも解決しそうなのだが。。。 出来合いのモデルというのはそういうちょっとした事の融通が利かないことがある。これは致し方のないことだろう。 さて、最終的に決定したのは、36坪の家だ。ただし、前述のモデルではない。 https://www.papamaru.jp/product/plan-papamaru 36S4.5bというモデルだ。こちらは1Fに6畳和室が1部屋あり、2Fに4部屋ある。36畳で2Fに4部屋あるモデルはこのモデルと、もう一つしかなく、もう一つは間取りは全く同じだが、屋根が低く3Fを付けれないモデルだった。これであれば、ほとんど間取りの変更をする必要がなく、そのまま進められる。1点だけ気になるのが、隣の部屋とは壁1枚だけというところだ。従前の36坪の家の間取りだと、2Fに3部屋しかないというのもあり、部屋と部屋の間にクローゼットをはさむことで、音などがあまり隣に漏れない作りになっているところだ。このモデルは3部屋が横並びで1部屋が向かい合わせ。その間にはクローゼット(幅でいえば畳の横幅分=90㎝)をはさんで離れているのでこの1部屋は音は気にならないかもしれないが隣にトイレがある。3部屋は6畳で半畳のクローゼット付き。1部屋は7畳で、奥に3畳程度のスペースがあり、当初設計ではウォークインクローゼットになっている。子供たちには6畳程度の部屋は与えたいと思っていたことと、半畳だが、クローゼットをつけてあげられるので荷物はあらかた入れられるだろうと考えた。1Fは畳の部屋が6畳で、リビングとつながっている。リビングは18畳だがキッチンの横というか向いが3~4畳程度のスペースになっていて、これがダイニングという扱いか。そうなると、リビングスーペースは約8畳程度というところか。4人+1人(母親)なら、普段はこれでも大きいくらいではないかと思ったし、2Fに4部屋あるので、弟の家族が止まっていくことになっても1Fの和室に泊まってもらえる。甥、姪はたぶんいとこにあたる息子や娘の部屋で泊まっていくのではないかと思ったので6畳もあれば十分かと考えた。1点だけ懸念があったのは、この和室には、床の間や仏壇収納がついているわけではないので、特に仏壇収納は考えていかなければいけないのだが。それは何とかなるだろうと考えていた。このモデルのもう一つの利点は、キッチン横に2畳あるかないかの小さな収納スペースがあること。事後談だが、営業の方に言われたが、玄関の壁をもう少しずらしてこの収納スペースに振ることもできますよと言われて、それでも80㎝くらい収納スペース側に振ってもらった。それで、2畳程度のものが3畳程度取れて、そこの壁紙を耐湿耐カビのものにしてもらって乾燥室として、除湿器を入れて洗濯物を干す部屋にできたこと。だった。また、勝手口も場所を変えられるということでその収納室の外に勝手口をつけてもらった。 予算的には、この家の価格が1500万、それに、多少なりとも間取り変更やキッチンや風呂などの変更にキッチン周りの棚など追加、旧宅の解体、地盤改良、基礎、、竣工後に外構工事一式、もろもろでプラス1000万程度だから何とかギリギリ予算内というところか。地震で傾いた。地震保険も入っていた。大半壊の判定で満額の50%ということだったが、なにせ古い中古住宅。満額500万円の保険だった。その半額なので250万は保険金が出ていたのだが、まさかの地震でその1年前に、車がもうバタバタでジムニーを予約していた。。この価格が250万円。。。ほぼ行ってこいになってしまっていたので、2500万円スタートとして考えることにした。これに、旧宅のローン残額が約500万円。これも借り換えて一本にまとめることにして総額3000万円。銀行からもOKが出ていたので、このモデルで契約することにした。 続きを読む

住宅メーカーは…

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弟の家にいったん非難した私たち 建て替えるためにまずやること 予算・メーカー・間取り・etc...たくさんありますね。 実際私も奥様も、こうと決めたら猪突猛進。退避した弟の家で、さっそく検討を始める。予算は以前検討したときからわかっている。私がいい年齢のため、奥様の年齢から、70歳くらいまでに完済できるだけのものに。前倒し返済するにしてもやはり35年ローンを組んでそのうち30年以内に完済できるくらいにしたい。年間100万×30年=3000万円現在の中古住宅と横の土地を取得したときのローンが約500万円ほど残っているので実際は2500万円程度で収まるように検討する。私たち夫婦は1部屋でいいとして、息子と娘に1部屋ずつ、実家も傾いているので将来のことを考えると母親の部屋が1部屋。1FはLDKとしても、仏壇部屋(将来高齢になって階段を上がれない母の最期の部屋でもある)は1部屋ほしい。要は5LDKが欲しいところだ。 さて、そこで住宅メーカーをどうするか...だ。数年前に一度建て替えを検討した際は、パパまるハウスで契約寸前まで行ったのだが、その際は、6LDK総額3500万ほどの家を検討していて、どうしても金利の支払いを考えると、私が生きている間に完済できない気がして契約直前に辞めたのだった。6LDKまで部屋もいらないし、当時リビングは30畳だったか40畳だったかのそれこそ大邸宅だった気がする。今回はそこまで大きなリビングも必要としない。16畳程度でも十分だと思った。 探せ探せ 最適なプランは? まずはパパまるハウスに資料請求。ネットで資料請求すると、すぐに電話がかかっていた。以前担当していた営業の方だった。元日にもかかわらずすぐにお電話をいただいたのは好感が持てた。 【ご無沙汰しております。再度検討されますか?すぐにもパンフレットお持ちしますよ?今度こそ納得できるいいおうち建てましょう】 以前いただいた資料もあり、パパまるハウスは、ある程度作った図面を持っているから注文住宅より安く上がる仕組みだ。だから、10年も20年も前ではなく2~3年前のパンフレットはほとんど中身は変わっていないのは分かっていた。ただし、そのころと今では10%程度価格が上がっているはずで、だから、いったん価格表と、もしかしたら新しいモデル(図面)のプランがあってそれがはまる可能性もあるかと思いパンフレットをいただいた。 さっそく見てみる。ほとんど変わっていないが、色付けや、周辺の絵が変わっているものがいくつか。それに、もともと、図面を反転させることはできますと言っていたので、反転させたものを基準としたモデルがいくつかあった。たぶんほとんどが反転させて採用されるようなモデルなんだろう。 まずは建坪から検討 まずは建坪と間取りの検討に入る。パパまるハウスの住宅は基本的に建坪で金額が大体決まっている。5LDKクラスになると、40坪近くになる。4LDKなら、24~40坪程度になる。当然建坪が小さいほうが価格も安くなる。それに、パパまるハウスはすべての住宅で全館空調が付けられ(付けないこともできるが付けないのなら無理にパパまるハウスを選ぶ必要がない)、それが36坪を超えてくると空調機器が3台必要になるようで当然価格が上がる。全館空調は、基本的に空調機器1台で各部屋の空調を管理できるため電気効率がいいことと、どの部屋も、玄関すらも涼しく温かい。これは大きいのだ。予算的な関係と将来の電気代などを勘案すると、36坪以下で進めたいと考えた。そのうえで、30坪を境に価格が大きく違ってくる。30坪以下の家を見たところ、1FにLDKと1部屋(4.5畳)、2Fに3部屋(6畳)が限界で、LDKはキッチンを合わせて12畳が最大だ。キッチンは大体2畳程度なので、リビングスペースは約10畳。棚やテレビ台などを考えるとスペースとしては8畳程度か。弟家族がみんなで遊びに来たら少々狭いという感じだ。また、母親が元気なうちは2Fに一部屋。1Fの和室は仏間として使いたいし、弟家族が止まっていく際には仏間にお泊りいただくことですべて丸く解決するのだが。やはり、30坪以下はちょっと厳しいか。そうなってくると33~37坪程度の家で検討することになる。ここらは基本的にはそれほど金額差もない。間取りと縦横寸法で検討することになる。 一つだけある!1Fに2部屋+LDKの家ただし1点だけ問題が… 37坪で、和風建築が1件だけある。1Fに6畳和室が続きで2部屋。2Fに3部屋。母親に1Fの仏間ともう一部屋を渡し、私たち家族は2Fでというのですべて解決。LDKは14畳、キッチンと棚等を考えても10畳程度はある。リビングの隣の和室を仏間にすれば、開けておけば16畳程度のスペースと考えると特に問題はなさそう。これで行くか?と奥様と第一候補として検討を始める。ただし、パパまるハウスのほかのラインナップと1点違うところがある。それは、【3F、屋根裏収納が付けられないタイプ】であることだ。パパまるハウスの売りは3つあって、1つは先ほど説明した全館空調、次がアクアフォームとかという泡の断熱材を充填すること、もう一つが階段をつけた3Fがあって、8~10畳程度の屋根裏部屋があり(ただし高さは1m程度なので部屋とみなされない作りになっている)、そこが収納部屋になるのだ。この和風建築は屋根裏部屋がない代わりに、ウォークインクローゼットが2部屋の壁にあり、大体3畳×2で6畳程度のクローゼットがある。間取り変更で私たちの部屋からのみこのクローゼットに入れるようにして、6畳の収納とすることは不可能ではなさそうだ。それでも、3Fの屋根裏収納ほどの収納力は見込めなさそうではある。しかし、このサイズで5LDK、1Fに2部屋の和室は非常に魅力的ではある。候補にしたうえでほかの家の検討もしていくことにした。 続きを読む

令和6年能登半島地震で家が大半壊

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地震速報・大揺れ・津波警報・・・ 傾いた家を建て直す 令和6年に発生した大地震で大きく家が傾いた? スマホが騒がしい・・・ 震度5強の揺れ 2024年元日16時。弟の家族がお昼に遊びに来た。お昼を食べて、さて夜。我が家は毎年元日はタラバガニの鍋を食べる。まだちょっと早い。お昼を食べて地元の銭湯へ。 元日のお昼過ぎは、地元の銭湯は人も少なく、サウナもととのいスペースも使い放題。これも毎年のルーチン作業に近いのだ。15時過ぎに帰宅。さて、夕飯にするにしてもちょっとまだ早い。少しひと眠りするか。母屋(もともとの旧宅私と弟が幼少期に過ごした家)は甥姪に息子と娘にばーちゃん(私の母)もいて、正月気分で騒がしい。豆カラでカラオケやってるし、自宅(結婚して母屋の裏にある中古の一軒家を買った)でちょっとひと眠り。サブスクでサ道でも流しながらうつらうつらしよう。 聞きなれない音がスマホから… 私は普段はオフィスで仕事をしている関係から、スマホの音についてはすべてミュートにしている。着信があってもバイブのみになっている。そんな私のスマホがけたたましく音を鳴らす。あの耳障りの悪い警告音だ。正月から誤報か?東日本大震災の時も頻繁になったけど、震度3程度だったしな…と、思った直後、がたがた揺れ始める。おおぉっ・・・どこかで大きな地震があったのかな?震度3ほどか?最初はそう思っていた。しかし、10秒…15秒と揺れる・・・思ったより長いな…がたがたと横揺れが長く続き、さらにはどんどんその横揺れが大きくなる…あぁっこれはやばいやつかもしれない…できれば外に出たほうがいい気がするが、、、もう立ち上がれない。簡単に言えば、ベッドの上で大人4人が角に立って大きく揺らしているような。トランポリンの上に自分が座っていて縦ではなく横に大きく揺れているような。要は立ちたくても立てるような揺れではないのだ。築30年ほどの古い家。もともと傾いていた家。あぁ俺はもしかしたらこの家がつぶれて下敷きになるかもしれない。。。いや、そうなると、母屋は築60年。あっちもつぶれるな。。。家族は、母は?そう思っていると次第に揺れが収束してきた。立てるほどになった。すぐに自宅を飛び出し母屋へ。良かった潰れてない。周りの家も特に潰れたような家はない。母屋に入って【おいっみんな大丈夫か?】あぁぁ~~~といいながらもみんな大きなけがもなく無事だ。台所の食器棚が倒れ掛かって皿や湯飲みなどが全部飛び出して割れちゃったが、とりあえず初期段階の被害としてはそのくらい。そこまで大きな被害がないように見えた。 あれ?もしかして? 傾いた家 地震の後には津波警報。倒れるのが心配で家族全員外に出ていて、窓からTVを見る。津波警報が出ていて、高台に退避するように女性アナウンサーが悲鳴にも近い声で訴えかけている。すぐに高台に避難してください!津波警報が出ています?逃げろ!逃げろ!幸い我が家は、海岸からはそう遠くはないが、我が家に至るまでに海岸から10mの坂があり、自宅の手前に7mほどの崖がある。ここまでもし津波が来るとしたら、その時はもうどうにもならないだろう。高台の避難所が隣の勝興寺になるくらいだから非難に関しては大丈夫そうだ。 次第に落ち着いてきた。私は町内会の役員をやっている関係もあって、落ち着いてから自分の町内を一度パトロール。町内の中でも我が家は高台に位置するので下に降りていく。ほかの町内会役員も何人か出てきていたので一緒にパトロール。1件、たまたま初詣に出ていたご家庭のお家で一人寝たきりのおじいちゃんがふすまというふすまが倒れておじいちゃんにのしかかっていた。しかし、うまく体には当たっておらず、とりあえずふすまをよけて家族に電話。大したことにならなかった。少なくともうちの町内は塀がいくつか倒れていたが、全壊レベルのおうちはなかった。とりあえず一安心。18時。さて、夕飯といっていい時間になったが、熊本の大地震の時に、2発目、余震のほうが大きかったということもあった。ガスを使うのが怖い。かといって、電磁調理器用の大きな鍋がない。普通の土鍋しかないのだ。さあどうする?こうする?といいながら水道の蛇口を開けると、水が出てこない。水道は破損したのか、、、 避難行動をするのだが・・・ さて、自宅、どうする? 弟の家は、車で20分ほどのところ。いわゆる正月の帰省という形で実家に来ているので弟の家にはもちろん誰もいない。状況も気になるし、実家のほうは水道も出ないので、いったん弟の家に、家族全員で非難することにした。しかし、落ち着いてみてみると家がやっぱり大きく傾いた気がするのだ。なんというか、運動会で100m走をやるときの、位置について・ヨーイ・・・の、ヨーイみたいな格好になった気がするのだ。ちょっと2Fに上がってみたけど、なんだか海側に頭が落ちていくような感覚もある。実家もそんな感じだ。たぶん2件とも傾いた。もともと傾いていたものにさらに同じ方向に傾いた気がして結果住めるレベルじゃない気がした。さあどうしよう?奥さんが僕に、【ねえ。これ、本当のラストチャンスかもしれないよ?建て直し考える?】と言ったのだった。 続きを読む