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ブルーミングホースクラブ(BloomingHorseClub)出資確定

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ブルーミングホースクラブの募集間に応募してみたスワーヴリチャード産駒が低価格で募集されていますcom2.jp前回記事でブルーミングホースクラブについて少し記事を書きました。スワーヴリチャード産駒に関しては比較的低価格で提供されていて、少なくとも初年度募集馬はそれなりに充実していると考えていますので、出資申し込みをしていました。30分ほどユーザ登録が遅れた結果二次募集からの参加となりましたが、希望していた2頭について出資が確定しました。お勧めの一頭オパールムーン24初年度ということもあって、キャンペーン募集馬となっていたスワーヴリチャード産駒。堀 宣行でスワーヴリチャード産駒にして、募集総額1500万円、1口3万円(500口募集)という破格の出資価格の設定となっている。オパールムーン24父:スワーヴリチャード・母:オパールムーンbloominghorseclub.co.jphttps://youtu.be/ibf80tJ5MEoキャンペーン募集馬ということで、1口しか出資できないが、実際に申し分のない馬である。ほかのクラブで募集するとしたら3000万円はくだらない価格設定になるであろう。新規開業キャンペーンということで、破格の設定になっていると考えられる。この価格なら…出資価値あり!パンズラビリンス24こちらはフリーの募集馬なので複数口いけそうだ。パンズラビリンス24は、父スワーヴリチャードで募集総額1500万円、1口3万円(500口募集)の破格値の一頭だ。しかも、こちらは、社台ファーム産ということで山元トレーニングセンターという外厩を利用することになりそうだ。1500万円の馬で社台の外厩を利用できるというのは非常に大きな魅力の一つであろう。パンズラビリンス24父:スワーヴリチャード・母:パンズラビリンスbloominghorseclub.co.jphttps://youtu.be/NyRysmk-s9A1500万円、1000万円台の競走馬の場合、1勝できるかどうかが採算ベースの土台になる。仮に新馬戦でいきなり勝ち上がると約1000万の賞金が獲得できるからだ。新馬戦を勝つというのはG1を勝つのに等しいとまで言われるわけなので、新馬勝ちをする馬であればその後も期待が持てるというもの。また、未勝利戦を2歳~3歳春あたりまでに勝ち上がることができるのであればその後も1勝C、2勝Cくらいまではいい勝負ができるであろう。そうなってくると、3000万~5000万円程度の賞金は積み上げることができるであろう。そういうことからも、1000万円台の募集馬がいた場合はまず基本的には出資する方向で考える。ただし、安価な馬というのは箸にも棒にも掛からぬ馬も多い。超マイナーな種牡馬で母馬も、JRAで勝ち星を挙げた仔がいない場合も多く、上記に書いたような活躍とは程遠いという馬も多い。見極めが大事だ。その点でいえば少なくとも、種牡馬スワーヴリチャードはすでにG1馬を複数頭輩出しているトップサイアーの一頭であり、種付け料が2025年は1500万の種牡馬であり、その産駒が1500万円で募集されること自身が通常ではありえないのだ。その種牡馬産駒の1500万円の募集馬は(しかも牡馬)は、まずは1口は出資すべきだと考えた。実はもう一頭おすすめの馬がいるのだが…今日は公表しないでおこうと思っている。なぜなら私自身がまだ出資していないから。11月18日から通常募集が始まるが、残口を見ながらその馬に出資するか考えたいと思う。ほかのスワーヴリチャード産駒も血統的にはそこまで問題もなく、歩様動画を見ても悪くはない。たくさんいるスワーヴリチャード産駒の中で牡馬でもう1頭目をつけている募集馬がいる。その馬と、あとサラブレッドクラブライオンに1~2頭気になっている馬がいる。このあたりをどう渡りをつけるか。考えている。1口ずつ気になっている馬すべてに手を出すか、いいと思った1頭(もしくは2頭)を複数口持つか。今検討している最中だ。動きがあればまた記事を書きたい。 続きを読む

エメヴィベールの道営記念出走結果は…

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エメヴィベールが道営記念に出走!人気投票で8位で選出https://twitter.com/tclionuma/status/1986378033251627233JRAから門別競馬場へ移籍したエメヴィベール。3戦目は門別競馬場で一番の大レース。道営記念へ出走することになった。2025年11月06日発走~道営記念(H1)~1着賞金2000万円・出走頭数12頭nar.netkeiba.com当日は+4kgの566㎏どんどん大きくなっているのが気になる。。。また、パドック周回中はよだれを垂らしながら歩いていてあまり調子がよくなさそうだという評価が多かった。https://twitter.com/KfJWe6HdDUbAr49/status/19863957014342574262強対決の一角に割り込めるか?レーススタート!https://www.youtube.com/watch?v=qXAXQcReiOo&t=3s結果は9着。。。大惨敗だが??レース結果は9着と大惨敗。1つ上の8着が2番人気ソルジャーフィルドだった。また、勝ち馬ベルピットはさすがの強さ。この1年でベルピットに唯一土をつけているパッションクライが2着に入った。エメヴィベールは前2走はパッションクライの2着。そのパッションクライが道営記念で2着に入ってきたので、そのくらいの位置にはいるのだろう。しかし、ベルピットは強かった。来年はどこか遠征でもすれば他地区の強豪とも渡り合えそうだがさてどうなるのか。https://twitter.com/tclionuma/status/1986404205297635613サラブレッドクラブライオンの関係者も悔しかっただろう。https://twitter.com/Enable2017/status/1986421474471903707https://twitter.com/KfJWe6HdDUbAr49/status/1986419324425543942https://twitter.com/Asigesuki_duck/status/1986397195122462862これにてホッカイドウ競馬は本年閉幕へ向かいます。エメヴィベールはこのまま冬全休から来年度もホッカイドウ競馬で走るのか、他地区へ移籍するのか全く分かりませんが、まだまだ地方競馬A級でも通用する力があることはわかりました。来年も楽しませてもらいたいものですね。 続きを読む

ブルーミングホースクラブ

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一口馬主クラブBlooming Horse Club(ブルーミングホースクラブ)感動の共有・高い勝ち上がり率を目標と掲げたブルーミングホースクラブ。初年度の募集馬等を見た雑感Blooming Horse ClubBlooming Horse Club 公式サイトbloominghorseclub.co.jpスワーヴリチャードの馬主が開業した?ブルーミングホースクラブとは細かい説明は公式サイトを見てもらえばわかると思います。サイト自身は整理されていてきれいなつくりなので読みにくさはあまりありません。こちらのクラブ創立者がスワーヴリチャードの馬主だったようです。その関係もあってか、初年度募集馬ラインナップは、スワーヴリチャード産駒がたくさんいます。まだまだ、ほかのクラブではスワーヴリチャード産駒の募集馬は少なく、1クラブ年1~3頭程度でしょう。スワーヴリチャード産駒に出資してみたいと思っている方はいいと思います。3世代目にしてG1馬を複数頭輩出種牡馬スワーヴリチャードとはでは大事なのは種牡馬スワーヴリチャードです。当馬は、父がハーツクライ、母がピラミマ。プラミマの産駒は、シルクホースクラブのイメージが結構強いです。そのうえでピラミマ産駒で重賞を勝った馬はスワーヴリチャードしかいませんが、勝ち上がりや重賞掲示板クラスの競走馬は複数輩出していて、母としては悪くないと思われます。スワーヴリチャード自身の血統でいえば、5代までにインブリードがないいわゆるアウトブリード。それもそのはずで、大根幹種牡馬のノーザンダンサーが、父の母の母の父の父にいるだけで他はノーザンダンサー系が薄いため、ノーザンダンサー系のインブリードがかからず。父ハーツクライはサンデーサイレンスで、母の父アンブライドルズソングはミスタープロスペクター系なので父系と母の父系もクロスがかかりにくいのだ。それこそアウトブリード・ニックス配合といわれるお手本のような配合だ。そんなスワーヴリチャードの競走成績を見てみる。新馬戦は2着と負けたが折り返しの未勝利戦で勝利。その後2歳重賞東スポ2歳Sを2着。明けて3歳共同通信杯を勝ち重賞ウィナー、オープン馬となる。皐月賞はいいところなく6着と沈むが、日本ダービーで2着になる。このあたりの成績は、ビワハヤヒデを思い出すような成績だ。3歳秋になって、菊花賞へ駒を進めずアルゼンチン共和国杯に出走。1番人気1着。2着とは0.4秒差なので、完勝といえる。年末に有馬記念へ出走。2番人気4着。3歳G1未勝利馬としては十分健闘したといえる。明けて4歳。金鯱賞かち、大阪杯。1番人気1着となりG1ウィナーとなる。その後安田記念に出走し3着。今になって思えば少し距離的には短かったのではないか。秋の天皇賞はいいところなく10着。折り返しのJCで3着。この時勝った馬がアーモンドアイだから、仕方がないという面もあるのではないか。明けて5歳、春は掲示板に乗る程度だが、力は示していた。秋にJCを勝つ。4歳5歳とG1を勝った。5歳有馬記念を最後に引退し種牡馬になった。種牡馬としてはまだ3世代目までなので、何とも言えないのだが、すでにG1馬を2頭輩出。重賞勝ち馬は5頭輩出。この3世代には、当然トップサイアーのロードカナロアやエピファネイア、新種牡馬として人気を集めていたリアルスティールやモーリス、リオンディーズ、レイデオロなどがいるため、決して大人気で優良な繁殖牝馬がどんどん集まってくる感じではなかったはずだ。そんな中で、G1馬に重賞馬を複数頭輩出したというのは、種牡馬としての高い能力を感じる。それが反映するのが種付け料だ。供用開始時点では種付け料200万円。父のハーツクライが初年度が500万円だから、そこまで評価されている価格ではない。それが、2023年、要は産駒がデビューし、重賞を勝ったあたりから評価が一変。一気に種付け料1500万という高額種牡馬になった。イクイノックスやコントレイル、キタサンブラックが2000万円だから、それに次ぐ評価といえる。キタサンブラックはすでにイクイノックスやそれ以外にもG1馬を輩出しているので能力は折り紙付き。イクイノックスやコントレイルは今からの馬だが、競走成績から2000万円は現時点では妥当だろう。スワーヴリチャードの1500万円は、競走成績からではなく、産駒の成績や出来から来た評価なので、いわば本物の評価価格といえるのではないか。スワーヴリチャード産駒中心のクラブブルーミングホースクラブは良いの?悪いの?こればっかりは走ってみないとわからないのはあるのだが、おそらくトップサイアーに上っていくであろうスワーヴリチャード産駒が多数募集馬にいるということはそれなりにいい成績を残す気もしないでもない。しかも、おそらく種付け権を複数口持っていて、要はそれなりに安価な価格でスワーヴリチャード産駒を提供できるのであろう。採算性を考えると?一口馬主の楽しみ方はいろいろありますが、1つには一応形だけとはいえ金融商品という形になっているので、採算性を考慮する必要があります。私は基本的に投資という目的を強く持っているので、採算性が重要であります。スワーヴリチャードの種付け料が1500万円と高騰した今となってはスワーヴリチャード産駒の募集価格は、普通に考えれば牡馬で4000万超、牝馬でも3000万は下らないくらいが妥当な価格になる。少なくとも、初年度募集馬は、牡馬で3000万円台、牝馬で2000万円台程度の価格設定がなされているのでスワーヴリチャード産駒に関しては(なおかつ今のところは初年度募集馬に関しては)非常にコストパフォーマンスがいいように映る。これらの募集馬から、重賞馬とは言わずとも、未勝利を勝ち上がってくるような馬がいればその馬は採算性があってくる可能性が高い。採算性を考慮した際も、重要なのが1勝できるかどうか、いわゆる勝ち上がり率だ。3000万円台までであれば、重要なのはJRAで1勝できるかどうかで、1勝できてしまえばだいたい1000万円程度までは賞金は積まれる。掲示板にコンスタントに入ってくる程度なら、2000万円前後、1勝Cで勝ち負けできるようなら3000万円前後、1勝Cを勝ち上がれるようなら、3000万円を超えてくるくらいの獲得賞金になる。そう考えると、スワーヴリチャード産駒で3000万円程度までの牡馬なら、勝負できると考える。夢はG1!夢を追いかけるとすると?競走馬に出資するからには、イクイノックスやアーモンドアイ、サートゥルナーリアやロードカナロアのように、G1を何勝もして種牡馬になる様な馬・・・海外のG1をあっさり勝って帰ってくるような馬に出資したいと考える人もたくさんいます。というより、そういう人が大半だと思います。採算性を考えたとしても、何頭かに1頭重賞ウィナーがいるのといないのでは採算性も全然変わってきますから。では、ブルーミングホースクラブでその夢を追いかけることはできるのか?考えてみました。まず、メインとなるスワーヴリチャード産駒。こんなことを言ってしまうと大変申し訳ないですが、サラブレッドクラブライオンは、フサイチセブン、ザサンデーフサイチ、過去に所属馬で大きなところを勝ったドリームバレンチノ産駒などをラインナップにいれることで独自色を出しているクラブだと思っています。フサイチセブン産駒はそこそこいい馬を出しましたが、残念ながら重賞にまで手が届く産駒は表れていないこと、そのほかのマイナー種牡馬は、未勝利戦脱出すらままならない現状です。夢を追うという意味では、これらの産駒で夢を追いかけることはできないと考えられるので、ライオンで夢を見るなら、セレクトセールで落札してきた社台・ノーザングループの産駒に夢を託すことになります。実際重賞ウィナーもいますし、海外に挑戦した馬もいますから、夢をかなえることは不可能ではないと思いますが、自家生産の安価に提供できる馬に限ると、安価だが、価格程度(以上はいけると思いますが重賞となると…)の馬になる可能性が高く、夢を馳せるのが難しいと考えると、ブルーミングの場合、メインの種牡馬がスワーヴリチャードで、すでに重賞・G1ウィナーがいる種牡馬で、サイアーランキングでも上位、今後も上昇していくと考えられる種牡馬がメイン種牡馬。おそらく種付け権を持っていると考えられるので、提供価格もほかのクラブのスワーヴリチャード産駒より比較的安価に提供されると考えられる。スワーヴリチャードの適性を考えると、芝の中長距離で古馬になってからのほうが良いという感じだろう。ただし、2歳・3歳の重賞ウィナーも現れているし、新馬勝ちの確率がほかの種牡馬より以上に高いというデータもあるので、早いうちから活躍し、古馬になってさらに成長する可能性もあるので、息長く活躍できるだろう。そう考えると、クラシックから翌年の秋古馬三冠あたりまでを活躍できる馬が現れてきてもおかしくないだろう。また、スワーヴリチャード産駒以外も話題の種牡馬産駒が初年度は多数募集されていて、コントレイル産駒やイクイノックス産駒、エフフォーリア産駒などがラインナップされている。もう一つ、夢を追うなら、調教師も重要であると考えられる。世界的な活躍を見せる矢作調教師、関東のトップトレーナーの堀調教師や木村調教師など、少なくとも初年度募集馬はどれもトップトレーナーに預託予定となっている。ほとんど社台・ノーザン系の調教師ともいえるが、おそらくオーナーが馬主として広げてきた人脈なのだろう。調教師がトップトレーナーなら、そこから騎乗依頼が行く騎手もトップジョッキーが多くなる。そういうところも現在は安心できる面はある。初年度から参加したほうが良いかどうか?ブルーミングホースクラブのまとめ結論から先に言うと、私は【初年度のラインナップはぜひ参加すべき】と考えています。2年目以降も同じような質のラインナップならがっつり言ってもいいくらいだと思っています。馬自身の質はまんべんなく高いと考えていて、これを3年、5年と繰り返していれば自然に重賞ウィナー、G1ウィナーも現れてもおかしくないと考えます。なにせ良血の募集馬にトップトレーナーだ。期待したいところだ。ただ一点、できたばかりのクラブで、いつまで続くかわからない。企業として採算が取れなければすぐに撤退だってあり得る。基本的には月の会費が収入の主であり、募集馬の残口があった場合、会社として残口を持つしかないわけで、そうなると競馬賞金の収入と支出のバランスが悪いと赤字続きの経営になってしまう。大きなクラブや老舗クラブ、人気のクラブであれば、そのあたりのやりくりや会員数が多いため会費の収入をあてにできるだろうが、今できたばかりのクラブなので、その点は心配だ。第1次募集が終わって残口警報が出ている馬はキャンペーン募集馬の2頭のみ(この2頭は破格の値段で募集されている)なので、残口がたくさん残りそうな感じだ。初年度募集馬が全くダメで全然走らなかったとなると、2世代目~4世代目あたりで会社がなくなってもおかしくない。その点は留意しながら出資頭数や口数は考えたほうが良いと考える。これが私の結論だ。 続きを読む

新馬戦を勝つということ

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G1レースを勝つより難しい?新馬戦を勝つということ日曜劇場【ロイヤルファミリー】第4話が放映された。ロイヤルホープが新馬戦に出走するというお話だった。以下、ネタバレを含みます。一口馬主を始めて、7世代(2025年次に2歳の競走馬まで)46頭に出資してきた。2025年11月時点で実は新馬勝ちはまだ1頭もいない。決して安馬ばかりというわけでもない。23000万円募集のブレイブライオンや、4000万円オーバー(400口募集だと1口10万円台になるので4000万円が高額募集馬の境と考えて)の募集馬に8頭ほど出資している。私に馬を見る目がないと痛感しているが、46頭に出資して未だに1頭も新馬勝ちをしていないのだ。それでも2着に滑り込んできた馬はいる。ブレイブライオンは、新馬戦2番人気の2着。当馬はサラブレッドクラブライオンの募集馬で、当時はちょうどサラブレッドクラブライオンとして初めて募集馬を集めたくらいの年で、今以上に信用がない時だ。そんな中での2番人気はセレクトセールでの高額落札であったり新生クラブとしての期待もあったのだろうか。そのレースで勝ったのがシュヴァリエローズ。この記事を書いている翌日(2025年11月4日)にオーストラリアでメルボルンカップに出走する予定になっている。もう一頭、ロンコーネ。こちらは募集価格800万円という牡馬としては破格の募集価格だった。父はフサイチセブン。結果的にフサイチセブンという種牡馬はそこそこいい馬を輩出する種牡馬だったと私は思っている。デビュー戦は3番人気2着。今でも覚えているが、ロンコーネは調教から良かったので、実際の新馬戦でも人気を集めた。まだこの時は、ブレイブライオンの新馬戦、折り返しの未勝利戦2着以外に掲示板にすら乗っていないタイミングでブレイブライオン以外の馬で掲示板、しかも2着。3番人気というのもあって、ここで新馬勝ちすると、、、と、ドキドキしっぱなしだったのは今でも覚えている。新馬勝ちすることの難しさこのように、高額で期待されている馬であろうが、調教がよく、人気になっていようが、勝てないときは勝てない。ましてや、一生に一回しか出走できない新馬戦で勝ち上がることの難しさは重賞を勝つくらい難しい気さえしてくる。逆に考えると、新馬戦は、未勝利のまま現役を引退する馬や、失礼ながら、競走馬として走らせてよかったのか疑問を感じるような逸走をしてしまう馬もいれば、コントレイルやディープインパクトだって新馬戦を走っている。いわば玉石混合ともいえるレースなのだ。玉がいるタイミングでレースに出ればその玉が勝つ可能性が高く、石しかいないタイミングで少しでもまともな馬が出ていれば勝ち上がる可能性が高い。だから、新馬勝ちするというのは当馬の能力だけではなく、相手関係もあり、しかもすべての馬がデビュー戦だから、実力は分からない。調教でどれだけ駆けていてもレースになると全く走らない馬や、逆に調教は平凡であったり、まったく駆けない馬がレースではものすごく走るなんて言うこともしばしば。だから、終わってみたらあのレースで勝てるわけないよな。。。とか、今になって思えばなんであの新馬戦で勝てなかったのだろうとか。そういうこともよくあるのだ。先ほどのロンコーネなんかはそうだ。新馬戦2着だったが、生涯成績は中央競馬のみで14戦3勝、2着6回。14戦して勝ったレースは3勝。ほかの11戦のうち2着が6回。半分以上を2着で終えているのだ。この2着だった時の勝馬をざっと見ても、出世したという意味ではロンコーネと同等かそれ以下の馬しかないのだ。なんであの時負けたんだろう??と思わせるレースが多かった。しかし、2着を何度も繰り返す馬というのは、馬主孝行ではあるのだ。ロンコーネは未勝利戦を脱出するまでに馬代金に近い獲得賞金があって、未勝利戦勝利。この時点で自分の飼い葉代も出してしまっていた。1勝Cに上がってからも3連続2着。1勝馬にしてプラス域に入った。1勝C4戦目にして勝利、その後2勝Cに出世して連勝したが、本当のことを言えばここでもう2~3戦2着で賞金を稼いでくれれば最高だったのにという思いもある。3勝Cに上がってからも1桁着順では返ってきていたが、少し役不足というかクラス慣れが必要そうだったが、もう1~2戦早く地方へ行っても良かった気もしている。ダートのマイル~中距離くらいの適正だったと思うが、芝は見ていないが血統的にはダートのほうがよさそうで、マイル前後に適性がありそうなのなら地方のほうがレースは豊富だし、南関東でもいいが、名古屋や金沢でA級を目指し(というか、獲得賞金から南関東以外だとA級スタートになりそうだったが)その競馬場の重賞を勝ちまくるという伝説の作り方もあったなんて思うが。話を戻す。新馬戦を勝つというのはそれほど難しく、勝ち上がるということは、それだけその後の期待も大きいのだ。私はまだ新馬戦を勝った馬に出資ができていない。もちろん重賞も勝った馬は表れていない。正直、重賞勝ちと新馬勝ちどちらを先に達成できそうか?と、もし聞かれたら重賞を勝つほうがまだ早い気がしているくらいだ。一口馬主で達成したい夢はこの2つだ。新馬勝ちと重賞勝ちだ。いつ達成できるか楽しみである。 続きを読む

道営記念(門別)2025年人気6位のエメヴィベール

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門別の競合が勢ぞろい!道営記念にエメヴィベールが出走道営記念-門別競馬場-2025年11月6日発走エメヴィベールが出走する道営記念の出馬表nar.netkeiba.com11月1日の時点で8番人気。正直地方競馬に移籍して、実際に成績で見劣りすることがほとんどなかった。南関東A級クラスで移籍したロンコーネもA2戦で1度勝っている。エメヴィベール自身も3勝Cの馬で、地方それも南関東以外なら、どこに行ってもA1級でもトップ戦線だろうと思っていた。実際、門別A1クラスで2戦走って、どちらも門別トップホースであるパッションクライの2着だからもちろんトップホースの一員といってもいいだろう。しかし、その2戦2着の負け方だ。パッションクライの強さはそれこそ当時のテイエムオペラオーのように強く、毎回2着のメイショウドトウのような気持になってしまうくらいだ。どこまで行ってもこの馬に勝てない気がしてしまう。何が驚きだといって、11月1日時点でそのパッションクライは3番人気なのだ。何ということだ。1番人気はベルピット。自身の競走成績を見るとまさに圧倒的。門別でほぼ負けなしの成績だ。近年で唯一土をつけたのがベルピットということのようだ。2番人気は今年の門別クラシック三冠馬パッションクライ。前年の三冠馬がベルピットだから、2年連続の三冠馬で、構図としては三冠馬対決といったところか。三冠馬2頭がシンボリルドルフとミスターシービーとしたら、パッションクライはシンボリルドルフのライバルだったビゼンニシキといったところか。エメヴィベールはこの中に入って門別で2戦、勝ち星なし。その成績で8番人気は十分健闘しているといえる。カツラギエースやギャロップダイナになれるか?がんばれエメヴィベール!怪我無く無事にレースを終えることがまずは大事で、これで終わりではない。門別A1で十分やっていけることは先の2戦で十分わかっていて、現在の位置取りはパッションクライの次くらいには強いわけだ。パッションクライが3番人気だから、実際は4~5番手くらいの力であるはずだ。しかし、慣れやなどもあるためもしかしたらパッションクライと同等くらいにいてもおかしくない。シンボリルドルフは無敗で三冠馬となったが、菊花賞の後のジャパンカップで負けた。海外勢に負けたのならある意味仕方のない面もあるのだが、人気のなかったカツラギエースに負けた。天皇賞(秋)には、ギャロップダイナに足元をすくわれた。皇帝といわれたあのシンボリルドルフでさえ負けたのだ。ディープインパクトも日本では1度だけだがハーツクライに負けた。コントレイルも3歳秋のJCではアーモンドアイに完敗した。強い馬でも負けることはあるのだ。ある一定以上の実力を示しているエメヴィベールは今回、ギャロップダイナやカツラギエースのような活躍の可能性はありそうだ。いわゆる伏兵扱いだ。勝てる伏兵なら・・・サクラローレルやマヤノトップガンのように3歳時の有馬記念。菊花賞を勝ったが、その菊花賞はフロック視されていたマヤノトップガン。私が一番忘れられないレースだ。生まれて初めて中央競馬の馬券を勝った日だ。絶対にマヤノトップガンだと思っていた。馬券の買い方をよくわかっていなかった私は、単勝という選択肢を捨てて馬連に走った。三冠馬ナリタブライアンと天皇賞馬サクラチトセオーは外せない。あとはヒシアマゾンを抑えておけばほぼ大丈夫。もう一頭タイキブリザードの走法を見ていると、首を低く前へ前へと進む姿はただのマイラーじゃない。有馬の中山2500mは意外に合う気がする。最終的にあまりいい成績を残していなかったナリタブライアンを切るか切らないか、で悩んだ挙句。やはり三冠馬は三冠馬。ここまでに登場した三冠馬で三冠達成した後のG1級競争を勝てなかった馬は1頭もいないため、けがから復帰して3戦目にあたる有馬記念は勝ち負けがあると判断して、成績からタイキブリザードを外したのだ。その有馬記念で見事な勝ちっぷりで勝利したのがマヤノトップガンだった。明けた翌年。その有馬記念で4着と入り、その後年が明けて初戦を阪神大賞典を選んだナリタブライアンと昨年の年度代表馬となったマヤノトップガン。歴史に残る名勝負を演じる。1着がナリタブライアンでハナ差でマヤノトップガン。人気が二分し単勝2.1倍と2.0倍という人気も大接戦。私の中ではこのレースを超えるレースはない。3着以下は9馬身離すまさに、独壇場。2頭のためだけにあったレースと言えよう。そして迎えた春の天皇賞。こちらが本命なのだが、下馬評でいわれていたのはナリタブライアンは、阪神大賞典で出せるものを使い切っているのではないかといわれた。荒れだけ激しいレースを制したのだから逆に言えば最後の1滴まで精神を使い切るようなレースだ。最後は少し引いたマヤノトップガンが今回は有利ではないかといわれるほどだった。しかし勝ったのは3番人気サクラローレル。その年に入ってから中山金杯で重賞初制覇。その後中山記念を勝利して天皇賞春へと駒を進めた馬だ。マヤノトップガンやナリタブライアンと成績だけを見たら圧倒的に見劣りするわけで、3番人気とはいえ、大きな壁というか崖があったと思っていた。そんな中でナリタブライアンを打ち砕き勝利。あの時によぎったのは天皇賞春のゴールというより、阪神大賞典のゴールは何だったのか。。。だった。話は戻すが、こんな感じで伏兵が勝つことも大いにあるのだ。今お話しした馬たちは、その後も素晴らしい成績を残している。エメヴィベールも道営記念をきっかけに門別のトップホースとなっていくだろう。そういう期待を込めて11月6日のレースは応援したいところだ。続きを読む

久々の勝利!2日連続!!

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中央競馬場での勝利は1年勝鞍なし…1勝する重みとはスノークルーズが25年6月5日にJRA交流(川崎)で1勝していて、表示上は1勝していることになるが、、、JRAの競馬場での勝利は1年近く勝鞍がない事実。。。最後の勝鞍は24年10月勝てない日々・・・24年10月5日。コンフォルツァが勝ち上がってからはや1年。現2歳馬を合わせて現役が16頭。この1年で引退した馬が5頭以上いるので約20頭いてこの体たらく。1年で100走程度走っているのに勝ち星は0。今年に限って言えば、0-0-5-5-5-44という成績。2着すらない。。。もはや一口馬主をやめたほうがいいのではないかという成績だ。3着が5回あるのはまだ救いではある。ミラクルキャッツ、シアブリスといった、早いうちに勝ち上がった馬たちで、まだ1勝Cなのだ。コンフォルツァ、ミラクルキャッツ、シアブリスの3頭に関しては、調教師もトップトレーナーで、ミラクルキャッツの父はまだしも、シアブリスの父はエピファネイア、コンフォルツァはドゥラメンテということで、押しも押されぬトップサイアー。本来ならクラシック戦線をにぎわしたりしなければいけないよう血統だ。そんな馬たちが1勝C。だから3着なんて実際は物足りない。今週はいけるか?有力な2頭が出走25年10月25日にコンフォルツァが、26日はシルクホースクラブの2歳馬セヴェロが出走予定。コンフォルツァは、春に1勝Cに出走。いいとは言えず、最悪でもない4着、7着、7着で夏全休。鞍上の横山典弘騎手には去勢を進められていた。そんな中、調教師の松永幹夫師は、あえて去勢を選ばず、夏は基礎トレーニングということで北海道に戻し、再育成。秋になり本州に戻し、10月25日にいよいよ出走となった。若手騎手限定レースへの出走ということで、鞍上は横山騎手から永島まなみ騎手へと乗り替わり。血統的には父がドゥラメンテということで急逝していなければリーディングサイアーにもなろうかという種牡馬で、短い期間の中でもG1馬を何頭も出している。26日の菊花賞を勝ったエネルジコもドゥラメンテ産駒だ。血統的なものからも期待も大きいし、今から成長していく血統だろう。ここまで2桁着順のない当馬もそろそろ勝ちに勝ちを重ねていってもいいはずだ。次に10月26日にはセヴェロが未勝利戦に出走。セヴェロは前走が10月6日で、1番人気4着。中一週で、関東へ遠征し出走。確勝パターンで挑む。セヴェロの父はサトノダイヤモンド。セヴェロの世代のサトノダイヤモンドは当たり年といわれていた。サトノダイヤモンド自身は父がディープインパクトでライバルが1歳年上のキタサンブラックといってもいいほどだ。そのキタサンブラックに有馬記念で土をつけた馬だ。血統的にも成績的にも超エリートといえるサトノダイヤモンド。どこかでとんでもない大物が出てもおかしくないのだ。血統的には2歳より3歳のほうがよくなるだろうが、いい馬なら2歳のうちから活躍してもいいはずだ。血統的な、種牡馬的な面から見れば、2000m前後より長い距離がよさそうでまさにクラシック3歳時がいいだろう。そういう意味ではクラシック戦線に名乗りを上げていくためにも2歳のうちに勝ち上がっておきたいのだ。一抹の不安は残るが…コンフォルツァ。直線向いて前目につけていれば…まずはコンフォルツァ。netkeiba-出馬表ここで勝ち上がりたそうな馬も何頭かいるが、成績だけを見ればどっこいどっこいで、コンフォルツァにも可能性はありそうだ。なにせ、夏場は北海道で鍛え直してきてるので、現在の力関係は未知数と言ってもいいだろう。そんな中で、迎えた新潟6R。スタート。一瞬先頭集団につけるが気が散っているのか頭を上げてブルブルと振っている。気の粗さというか集中力というのか。それが散漫なため、横山騎手が去勢を進めていたわけだ。気の悪さを出したが、すぐに収まり、中段位置へ。そのままコーナーへ差し掛かる。コーナー終わりあたりで進出。新潟の直線は長い。そんな直線に向いたときに、先頭集団につけ少し外に振った。これで、進路が妨げられることはない位置。絶好の位置だ。残り500mあたりで先頭に出る。ちょっと早いかな?という気もしたが、結果これがよかったのだろう。そのまま、引き離しにかかる。が、2着が食い下がる。今までの私の出資馬だと、ここから差し切られて2頭に抜かれて3着のパターンだが、、、今回は違った。むしろ2着以下を少し引き離しながら最後は勝ちを確信して少し緩めてゴール。1年前のコンフォルツァ以来のJRA競馬場勝利となった。そういう意味ではコンフォルツァが2連勝となった。単勝4番人気。応援馬券を勝っていたが、おいしい配当がついた。前日の勢いで…セヴェロ断然1番人気で迎える未勝利戦新馬戦4着で中一週で関東遠征。調教師は池江調教師。このパターンは勝確ラインだそう。とはいえ、競馬は、馬は生き物だ。100%ということはない。そんな中で迎える東京2R芝2000m。東京芝2000mといえば、天皇賞秋だ。芝2000mといえば、ホープフルSに皐月賞だ。東京競馬場といえば日本ダービーだ。この東京芝2000mというレースの価値は重い。未勝利戦といえど、ここで勝つのと負けるのではその後の向かう先も、評価も変わってくるだろう。また、その時点では雨が降っていて馬場が重い。レースとしては稍重という評価だ。重い馬場のレースというのも経験ができる。セヴェロはサトノダイヤモンド産駒であり、サトノダイヤモンド産駒は今のところダートであまりいいところを見せていないがこの馬についてはダート馬という評価を下している方も結構な数がいるようで、本領発揮はダートといっている人もいる。この見立てが仮に正しかったとしても、芝で勝ち星を挙げられるとなると、エルコンドルパサーやクロフネ、古くはオグリキャップを想起してしまう。気は早いし未勝利を勝ったくらいで何言ってんだって話だけども、凱旋門賞馬がドバイWCを勝つなんてこともよくあるわけで、ヨーロッパの芝は、ダートで勝てるようなパワーのある馬じゃないと勝てないなんて言われる。そういう意味でも、重い馬場を走って勝てる馬であれば将来に期待が持てるというものだ。レースはスタートして、すぐに中段に落ち着く。向こう正面では先頭集団の後ろ。中段の前といったあたりだ。コーナーを回って直線に向くころにはすでに先頭集団にとりついていた。直線向いてすぐに先頭に躍り出る。そのまま引き離しにかかる。2着馬がまた同馬主のシルクだが、走れば走るほど少しずつ離れていく。やはり確勝パターンだった。最後は2馬身ほどだが、道中は結構ちぎっていた。ゴール前は完全に手綱を緩めて後ろを見るほどの余裕。前走も鞍上だった菅原騎手は前走は失敗騎乗といわれていたし、今回はどうしても勝たなければいけなかっただろう。そんな菅原騎手は、私が初めて一口馬主で勝利を味わったラヴォラーレのデビュー戦の騎手だった。当時はバリバリの若手で、私は名前も知らなかった。なんだよ。新人騎手かよ。それじゃあまり期待されていないんだなと思ったものだ。デビュー戦は芝で14着。全く見込みがないと思ったラヴォラーレが、3戦目にダート戦で2着になった時は鳥肌が立った。その後3勝し3勝C、昔なら準オープン馬にまで出世した。出資総額500万の馬で、オープンまで目指せそうなラヴォラーレは最後はレース中にケガ。予後不良になってしまった。そんなラヴォラーレに3度ほど騎乗してくれていて、あまりいい成績ではなかったがそれからかなり出世した騎手だと思う。G1も勝ったし。今後はトップジョッキーとなっていくだろう。そんな菅原騎手が鞍上で、いい走りをしてくれたと思う。盆と正月が一緒に来た?2頭の今後は?勝ってしまったら次はどうなるのか?に注目が集まるのが普通だ。まずはコンフォルツァ。勝った次の日がクラシック最後の一冠である菊花賞だ。もう3歳限定のレースはないのだ。なので、今後は条件戦でコツコツ出世していく必要がある。そんな中で、続戦するという話が合ったことと、今は芝1800mが良いと調教師が言っていること、左回りは安定していることを考えると東京開催のうちに使うだろう。昇級初戦はおそらく11月中頃に東京芝1800m戦だろうと考えられる。もし、ここをあっさり勝つようなら短期放牧かもしくは続戦で2000mくらいまでの距離でレースを選ぶことになるだろう。本格化してきて、早いうちにオープンまで上り詰めるようなら、中山記念か日経賞あたりにでて、大阪杯。ここまで順調なら、血統的にも天皇賞春は面白いと思う。ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーにしても、エネルジコにしても菊花賞を勝っている。今回の走りを見ているとまだまだ子供だ。このやんちゃ盛りが落ち着いた時が本当に楽しみだ。連勝連勝で来年の春には古馬中長距離戦線をにぎわしていてくれたら面白いのに。セヴェロはまだ、続戦するのかいったん放牧かは報告がない。芝2000mを勝ち上がったというのは本当に大きい。2週間ほどの短期放牧なら、京都2歳Sから、また短期放牧でホープフルSというのが黄金ルートだろう。青写真通り勝っていくようなら来年は皐月賞・ダービー、そして秋は菊花賞、JC、有馬記念...古馬になって、(馬主がシルクなので)ドバイ・宝塚、そして海外・・・慌てずゆっくりというのなら、12月の頭あたりに1勝C、勝ち上がるようなら正月の京成杯。このあたりの成績が良好であれば春のクラシック戦線で、G1チャレンジができるだろう。夢はどんどん膨らむが…現実はそんなに甘くないもちろんコンフォルツァもセヴェロも今描いたような青写真を描ける可能性もあるが、現実はそんなに甘くないものだ。どちらも次のレースであっさり勝つようなら、今の青写真を調教師も描き始めるだろう。しかし、3着、5着と、悪くもなく良くもなくというのがごくごく普通であって、そうなればいずれ順番が来るだろう。とコツコツやっていくことになるだろう。シアブリスにしても、ミラクルキャッツにしてもそうだった。早いうちに勝ち上がり、今描いたようなローテを目指すが、大事な次の1勝がなかなか上げられなくてクラシック世代を終え、古馬になって未だ1勝Cで人気しながら掲示板を外さない。馬主孝行ではあるのだが、できればもう少し上のクラスに行ってほしい。一口馬主のだいご味はこういうところでもあるのだが。26日。日曜ドラマで【ロイヤルファミリー】第3話が放映された。セリと庭先取引の話題が中心の回だ。中央競馬で1勝することの難しさは前回にやっていて、約束の1勝はできたが結局その後は全く勝てず、1年が経過したという話だ。次の馬を探すべく競り市に参加したり、庭先を回る話だ。本当に勝つことは難しい。個人馬主でもなく、あくまで一口クラブで1口~2口出資しているだけの私だが、だからこそ有力な社台グループの馬を10数頭に出資できて、本来なら重賞戦線に出てくるような血統の馬もいくつか持っているが、それでも勝てないのが競馬の世界なのだ。すべての歯車がかみ合った時こそ重賞に出走できる。そのうえでさらに強く運があって初めて勝てるのだ。いつか重賞を勝ちたい。 続きを読む