今年は一味違う!?トワイライトサイト新馬勝ち

トワイライトサイト新馬勝ち!

出資馬新馬勝ち2連勝

サラブレッドクラブライオン所属馬で出資馬のトワイライトサイトが中山6R2歳新馬(D1200m)に出走。
デビュー勝ちを収めた。
2着との着差は約3馬身。思ったより強い勝ち方だった。

横山和生騎手は、トワイライトサイトで勝ったことで、当日騎乗機会4戦4勝と、無双状態となり、中山和生と命名されるくらいの勝ちっぷり。
エージェントも付けず、メイン開催で、100勝に迫る勢いということで、横山ファミリーの中でも飛びぬけているという評価をするものまで現れ始めた。

ポートナイトサイトの血統診断
勝ち上がりはできそうだが・・・

ポートナイトサイトの血統診断結果はこちらだ。
父の勝ち上がり確率が42%は、トップクラスの勝ち上がり率といえる。
JRA全体の勝ち上がり率が約30%なのだから、シニミニ産駒というだけで1割以上確率が上がるという考えができる。
母系(母3代の産駒の勝ち上がり率)も60%は、優秀な母系といえる。
また、配合組み合わせ的には父×母の父が100%(2頭中2頭とも勝ち上がり)というのも、サンプルが少ないのでどうだとはいえないが、悪いとは言えない。
インブリード、ベイズ推定勝ち上がり率が40%オーバーというのもいい数字だ。
よって、勝ち上がりについてはいずれ勝ち上がってくれるだろうと考えられるものだった。
けがをしなければ、順調に2歳のうちにデビューにこぎつけられれば1年以内にどこかで勝ち上がってもおかしくないだろうと考えていた。

ただ、年明け早々
寝違えた?左トモに影響?

サラブレッドクラブライオンの募集馬はそうそう満口にならない。
最近は人気も出てきて会員も増えてきているので、募集開始1か月~2か月で満口になる馬も出てきたが、それでも社台系の人気クラブとは比べるまでもない。
ポートナイトサイト23は人気がないとまではいわないが、満口になるほどの勢いのある馬ではなかったので、出資するにしても少し静観していた。
早いうちに申し込むと割引が受けられるのだが、しかし、1歳から2歳にかけてというのは競走馬・サラブレッドにとっては最も成長、変化の多い時なので、足元の怪しいコメントがあると手が止まってしまうのだ。
明けて2歳の正月というのはそろそろ出資する馬には出資しておこうかなと思うタイミングなのだが、そのタイミングでトワイライトサイトは、寝違えたらしく、左トモに少し違和感が残っているというコメントが。
当初は複数口行こうと思っていたのだが、このコメントによって、1口だけの出資にとどめたのだった。

ほぼ確実にダート馬だけど
馬体重が…でも走るか??

出資は決めていた私。
1口とはいえ早々に出資した。
複数口行かなかった理由は1つは先述の寝違え事件だが、それだけではなかった。
馬体重である。
25年に入った時点で420~430㎏台の馬体重。
牡馬だし少し小柄な部類か。
ダート馬なら、500㎏前後の馬体重が理想だ。
どうしてもダート競馬は馬体重が重いほうが有利に働くイメージが強く、そして実際そうだと思われる。
せめて450㎏を超える馬体であってほしかったのだが、、、
2歳1月時点で420~430㎏台なら、デビューは大体そのくらいの馬体重、成長していたとしても430㎏後半台か440㎏台であろう。
もう20㎏大きければもうひと口行ったのだが、、、
実際デビュー戦は424㎏なので、やはりそのくらいの馬体重。小柄な部類だろう。
ダートそして、現状だと1200~1400m前後の単距離レース向きだといわれているので、馬体重的にはほかの馬より不利といってもいいのではないか。

細かい懸念はすべて払拭!!
思った以上に強かった!

レースは終わってみたら2着と2馬身差。
といっても直線抜け出して、セーフティーリードを気付いてからは手綱を緩めていたので、相当強い勝ち方をしたと思っています。
今回はノリに乗っている横山和生騎手に、他場の新馬戦で父シニスターミニスターが勝ったばかり。タイミングも良かったのかもしれませんが、それでも強かった。
横山和生騎手が馬には課題も多いとコメントをしているので、まだまだ伸びしろがありそうですね。

やっぱり新馬を勝ったら、次が気になりますが、、、

次走はどうなる?

新馬勝ちしたので、この先は少し楽ができますね。
JRAに在籍し続けられる状態になりました。
また、直前の近況コメントでは、馬がピリピリし始めているといっていたので、この後厩舎に戻してからではあると思いますが、おそらく放牧に出るのではないかと考えられます。
ただ、レースを見ているとそれほどのダメージがあるとは思えないので短期で帰ってくる可能性も大いにあるかと思います。
次走も関東で出走を目指すのであれば、2月はD1200m1勝Cがほとんどなく、1400mなら何鞍かあります。
2/22にOPでD1600mヒヤシンスS(L)があります。
このレースならもしかしたら格上挑戦でも出走できるかもしれませんね。
この先を見据えるなら1600mは一度はチャレンジしておきたいところです。
D1200mの1勝Cを考えるのなら、3月になるかもしれません。
もしくは在厩のまま年末に中山でD1200m1勝Cがあります。

どこに向かうにしても結構強い勝ち方をしたと思うので、今後が楽しみです。

エジプシャンマウにセヴェロ、そしてポートナイトサイト

23年度産駒は調子がいい?

ポートナイトサイトの新馬勝ちによって私の出資馬では、7世代目にしてやっと2頭目の新馬勝ち馬となりました。
1頭目は先週のエジプシャンマウです。

そもそも、2歳時に勝ち上がるということも今までは至難でした。
そもそもが、2歳時にデビューを果たす馬も少なかったイメージです。
その理由としては、私が選ぶ馬というのはそこそこ重厚な血統の馬が多く、それもどうしてもダート志向の大型馬に目が行くケースが多いためでもあります。
23年度産駒からは血統診断の根本的なロジックも変更し、今まで以上に勝ち上がり確率の精度を高めることに重点を置きました。
その結果、今までよりもは、軽い血統構成といえばいいでしょうか、2歳戦の早いうちから活躍できるような馬がピックアップされやすくなったのが一点かなと思います。

そもそも、シルクホースクラブの馬については、もともとノーザンFの思考としては2歳戦から活躍して、クラシックがピーク。枯れなければ古馬になってからも活躍するような馬が多いはずなので、そこから新馬勝ちする馬が今まで現れなかったことも不思議なくらいです。
デビュー直前にとん挫したり、性格的な問題からデビューが遅れたりというのが重なったというのはあります。
しかし、シアブリスやミラクルキャッツは2歳からデビューし、新馬戦でめどが立つ走りはしていて、2戦目、3戦目で勝ち上がっていますから、新馬勝ち云々だけにこだわれば実際にはここまで勝てなかったというだけのことでもありますが。

さて、話は戻して23年度産駒。
セヴェロが2戦目で勝ち上がり、そしてエジプシャンマウ、ポートナイトサイトと新馬勝ち。
2歳は12月の時点で3頭勝ち上がっています。
実は、私の出資馬でいえばもう2頭デビューしていて、エオリアンリッジとグランディマージュがデビューしています。
エオリアンリッジは新馬戦3着と、いずれ順番が回ってくるかなと思わせる走りをしています。
しかし、2戦目以降精彩を欠いているので、心配ではありますが、、、ダートも走れそうならどこかで地方競馬のJRA交流戦にでも出て勝ち上がってくれればと思っています。
グランディマージュはデビューから2桁着順が続いていて、ちょっと厳しそうではありますが、、、
あと3頭デビューを控えている馬がいます。
3頭ともシルクホースクラブの所属馬で、アースアクシス、イニスフェル、ヴィータリッカの3頭です。
アースアクシスはクロノジェネシスの妹で父がどれフォンという良血馬。
足元が少し弱くて、ここまでデビューしていませんが最近は外厩で充実した調教を積んでいて、さらにはすでにゲート試験を合格しています。
次に入厩したらデビューに向かうと思いますし、そろそろ帰厩の声がかかりそうです。
ダートマイル~中距離かなと思っていたのですが、最近のドレフォン産駒は芝を走る馬も多く、アースアクシス自身の近況コメントでも芝も行けそうというコメントが散見されます。
芝に向かうのかダートに向かうのかわかりませんが、23年度産駒の一番の期待の星だったので、デビューが待ち遠しいです。
ヴィータリッカはまだ北海道にいて、移動の声もかかっていない状態ですがそう遠くないうちに本州に移動になりそうでしょうか。
しかし、今から移動して、厩舎に入ったとしても、ゲート試験などを考えると2月か3月か、、、新馬戦のあるうちにデビューできるかどうかは微妙なラインかもしれません。
イニスフェルは12月6日に北海道から天栄、すぐにトレセンに入厩することになりました。
ゲート試験を受けてすぐに調教に入りデビューするのなら1月にもデビュー戦となりますが、ゲート試験後一度外厩に戻すのなら、ヴィータリッカ同様新馬戦は厳しいかもしれませんね。
しかし、シルクの馬でそこそこ期待している馬3頭がまだデビューしていない状態です。
この3頭のうち1頭でもデビュー勝ちしてくれたら非常にうれしいですね。

全体を見渡した時、本年は10月にコンフォルツァが1年ぶりの勝利。
これがやっと25年初のJRA勝利となっていて、まったく良くないです。
そんな中でその翌日にセヴェロが未勝利戦勝利。11月30日にエジプシャンマウが新馬勝ち。明けた翌週今日ですが、12月6日にトワイライトサイトが新馬勝ち。
ちなみにコンフォルツァは、12月7日に2勝Cに出走、12月6日1番人気という評価。
もし勝つようなら、コンフォルツァも本格化してきて、オープン目指すことになっていくでしょうからね。期待が持てる馬ということです。
セヴェロは未勝利戦勝ち上がりという1勝Cですが、デビュー戦こそ負けましたが2戦目の未勝利戦は強い勝ち方をしました。かなり期待が持てそうな走りで、芝の中距離路線でしょうか。父がサトノダイヤモンドですから、否が応でもクラシックを意識してしまいます。
正月の競馬で使うようなコメントもありましたので、ここから春に向けて出世できるかどうかがカギになるでしょう。
エジプシャンマウは、クモズレがひどいので一服してまずは傷を治すことになるでしょう。
それでもそこまで時間がかからずで復帰してきそうで、ダートマイルまでで使いたいという話でしたので春はユニコーンSを目標にどこを使っていくかという話になりそうですね。
トワイライトサイトは今日勝ったばかりですが、D1200mをあれだけ強い勝ち方をしました。
まだまだ余裕もありそうでしたので、1400mは難なくこなしそうです。
そのもう一歩先の1600mを走れるかどうかというのはありますが、こちらもまずはユニコーンSを目標に出世していくのではないかと思います。その道中の成績と時期を見て海外遠征や、地方競馬ダート三冠へ挑戦するのか、決まってきそうです。
エジプシャンマウ、トワイライトサイトともにいえるのが、26年の秋です。
短い距離のダート重賞自身がJRAではあまりなく、フェブラリーSを頂点にしたダートマイル路線がありますが、それよりも地方の交流重賞に向かう可能性のほうが高いでしょう。
こちらは、南部杯であったりJBCレディースクラシックやbJBCスプリントなどの単距離Jpn1もいくつかありますから。ぜひそちらを目指してほしいものです。
26年のJBCは、金沢開催ですから、ぜひ口取り式に行きたいのです。
シルクのエジプシャンマウでレディースクラシック、ライオンのトワイライトサイトでJBCスプリントの口取り式に参加みたいなことをしてみたいです。
夢は広がるばかり。楽しみがどんどん増えてきました。