サーバーのバックアップ

あっ!やっちまった!

バックアップデータからの復元

誰しもが一度は経験したことがあることです。
Webサイトでもメールでも、それこそWordのファイルでも、作っていく過程でどんどん訳の分からないことになっていってしまって、1日前に戻りたい。。。
そこからなら作り直すこともできるんだけど、、、
みたいな経験はありませんか?

ネットの世界だとよくある話で…

WEBの世界では、ハッキングされた!なんてことはよくあります。
そんな時は、手っ取り早く、乗っ取られる前のデータに戻すことです。
2日前に戻せたら、そこから再度セキュリティ強化することができるのに、、、
といったことが多々あります。

しかし、バックアップとは

結果的にお金がかかるのです。。。

バックアップを取るとした場合、コンテンツの容量が仮に10GBあったとします。
バックアップというのは基本的にはまるまるコピーするわけですから、10GBのスペースが必要です。
しかも、同じサーバー内にバックアップデータを入れておくというのは本当の意味でバックアップになっていません。
例えば、そのサーバーがトラブルが起きてダウンしてしまった場合、データの復元(救出)が不可能といわれたらどうなりますか?そうです。バックアップデータも抜き出せないため、バックアップを取っていた意味がないということになります。
だから、サーバーとは別のスペースにバックアップを取得できるスペースを用意する必要があるのです。

二重バックアップ・ディザスタリカバリ

言い始めたらきりはありませんが、バックアップサーバーが障害発生でダウンしてしまったタイミングで、本サーバーもダウンしたらどうなりますか?
だから、バックアップは二重化するというのも一般的です。
個人サイトなどであればそこまでやらなくてもいい気もしますが、、、
それでも二重化するのはさほど難しいものではなく、1つは、バックアップサービスのようなものを利用したり、会社の回線の下にNASを準備してバックアップ、自宅にもNASを置いてそこにバックアップといったような構成もいいですし、NASにバックアップ、そのNASにUSBでHDDをつないで二重化したり、DropBoxや、Box、OneDriveといったネットワークストレージをつかってNASを同期させることで二重化させたりできるかと思います。

そうすることで、もちろんNASとネットワークストレージは物理的な距離が離れた場所でバックアップを取ることになりますし、自宅や会社の回線の下にNASをぶら下げているのも、本サーバーがホスティングやVPS、AWSなどであればバックアップストレージと本サーバーも物理的に離れた場所です。
こういう遠隔地を使ったバックアップ、復元が可能な仕組みを作ることを、ディザスタリカバリといいます。
大事なのは、バックアップを取得してあって、それをどこでどうやって復元するか考えておくことです。

いざトラブルが発生したとき…
復元・復旧に至るまでをしっかり検討しておくこと

最後にまとめになりますが、バックアップを取るというのは、NASを買うなり、ネットワークストレージを契約するなり、何にしても多少のコストがかかります。
しかしながら、バックアップというのは冗長ですから、ここにお金をかけてもHPのパフォーマンスはよくなりませんしアクセスは増えません。
しかし、いざトラブルが起きたときに、この冗長が生きてくるわけです。
そして、バックアップはデータをコピーさえしておけばいいわけではありません。
もし、トラブルが起きて本サーバーが使えない状態になったとしたとき、バックアップデータからいかに素早く復元・復旧させることができるのか。
これを検討しておかないといけません。

わたしは、自分のサーバー、お客様のサーバーともに、取得するバックアップ自身は、新しい引っ越し先のサーバーで再展開すればすぐにでも使えるバックアップシステムを使ってバックアップを取得しています。
また、そのバックアップサーバーも、物理的に私が駆けつけてサーバー機を直接触れるところに一次バックアップを置いています。
これは、過去の経験からあったことですが、一時バックアップ先が遠隔地にあった場合、ネット回線を使ってダウンロード、アップロードしなければいけないわけなので、時間がかかります。
だから、自分の目の前にあるバックアップデータであればすぐアップロード、もしくは自分の目の前でいったん退避・仮置きサーバーを立てて、データの復元ということもできるわけです。
なので、一時バックアップは目の前としています。
復元することになった場合、100GB程度のデータなら1~2時間で復元・復旧再開できるくらいのスピードで対応できるよう、普段から避難訓練的に、復元テストなども行うようにしています。
そうすることでいざトラブっても慌てることはなくなりますし、トラブルではなくとも、サーバーを引っ越したいというのもそれほどのプレッシャーにならず引っ越しが可能になります。