先般、シルクホースクラブの第1次募集の応募結果が発表されました。
昨年は抽優を外しなおかつ、一般で応募した募集馬が軒並み人気で、結果的に当選が1頭、その後抽優が外れた場合に参加できる1.5次募集で1頭追加の計2頭、その後キャンセル募集でメジロツボネの25にラッキー当選しまして、24年度産駒は合計3頭という少数ラインナップになっていました。
3頭程度のラインナップは別に問題はないのですが、いつも抽優指定馬は2~5口、あと強めに応募した馬は2口以上の申し込みをしていたのですが、その複数口応募の馬たちが軒並み落選しました。結果、24年度産駒は3頭とも1口となりました。
25年度産駒は・・・候補馬もたくさんいました
25年度産駒は、独自開発の血統診断プログラムと、最近頑張っている、写真・歩様動画での評価を加味して候補馬を選定しました。
血統診断と馬体評価で・・・勝ち上がってきそうなお馬さん・・・稼ぎそうなお馬さんを見つける・・・!!
記事にしてテキストに起こすと簡単に見えますが…これができれば苦労しないわけです。
誰でもイクイノックスやアーモンドアイに出資できたって話になりますよね。
私が作った血統診断プログラムは、まずは徹底的に勝ち上がり(JRAで1勝以上できる可能性)確率を血統表から算出することにこだわりました。
G1や重賞を勝つような馬も、最初は新馬戦や未勝利戦を勝ち上がるところから始まりますから、まずは1勝できる可能性というのを模索します。
血統からなので、種牡馬、母馬、母の父馬・・・そして、その種牡馬と、母の系統の組み合わせや、種牡馬×母の父、母の母の父、母の母の母の父などの組み合わせによる過去のデータから勝ち上がる可能性を計算します。
これは1勝目だけの可能性であって、例えばサンプルが10頭いて20勝しているから、200%・・・ではなくて、その10頭のうち未勝利引退した馬が6頭いるのなら逆に言えば4頭は未勝利で引退せず何らかの勝利をしたことがあるということで、そのサンプル体の勝ち上がり確率は40%ということになります。
まずはこの数字を出して、勝ち上がる可能性のより高そうな馬をピックアップします。
次は、投資資金が回収できる可能性です。
これは、未勝利を勝っただけで回収できる馬というのは募集総額が500万円とかの馬だけでしょう。
厩舎への預託料や飼い葉代も毎月請求されますから現役期間が長ければ、それだけ出資額も増えていきます。
500万円の募集総額の馬なら、まずは1勝で回収、それ以降は預託料以上の入着賞金があればそれだけプラスになるという考えができます。
しかし、募集総額5000万円の馬の場合、1勝や2勝程度では到底回収という話にはならず、3勝目でやっと馬代金の回収といった程度で、それから先は生涯でかかるであろう預託料を3勝目以降の獲得賞金で回収できるかどうかの勝負になりそうですね。
4勝目を挙げて晴れてオープン入りしてやっとトータル収支がトントンといったところでしょうか。
ということで、勝ち上がることができたとした場合、次はどこまで出世できるのかが投資的な観点から見れば重要な視点となります。
5000万円からなる募集総額の馬だけども、血統的には3000万程度で頭打ちになる可能性が高いとしたら、2勝Cまで行けるかもしれないけども、それ以上は難しい傾向にあるとわかっていたら、行くのか?いかないのか?の指針にはなりそうですね。
僕の出資馬選定の基本は、まずは勝ち上がり、次に回収です。
だから、5000万円を超える募集総額の馬は、年に1頭いるかいないかで、基本的には3000万円程度までの馬に応募するケースが多いかなと思います。
中には1億オーバーの獲得賞金の可能性があると、大きく出る募集馬がぽつぽつといます。
5000万円オーバーの募集馬に応募する場合は勝ち上がりが最低ラインの可能性があり、そのうえで2~5億程度を稼ぎ出す可能性が他よりも高いといった場合にチャレンジすることがあるかなというところです。
仮にですが牡馬で5億近くを稼ぎ出す馬の場合、おそらくどこかでG1を勝った経験がある可能性が高いですし、そうなると、種牡馬になる可能性が出てきますから、投資的な観点から言えば成功事例になります。
さらには、おそらく、何年かに1回、そのクラスの馬を引かないと、トータルでプラス収支になど持って行けないんじゃないかな・・・・と最近は思っています。
馬体・歩様は・・・わからないなりに、いくつかの指針で診断します。
馬体の写真を見て、何を見ているのかというと、前駆と後肢のバランスと骨格から見える容積のようなものを見ています。
例えばですが、トモは大きくパンパンであるほうがいいに決まっています。
が、募集時点で1歳のお馬さんですからその後成長する馬もいます。
というより、今完成している馬はそれ以上成長しない可能性がありますよね。
どちらかというと、これから大きく張りのあるトモになる可能性がある馬を見つけられればいいわけですよね。
そんなうまくいくわけはないのですが、自分なりに、いくつかポイントを持っています。
しっぽの位置と、横からだけでなく、正面うしろ(おしり側から映っている写真や動画)から見て、幅を持てそうな、あそびがあるのか、また、推進力につながるような繋ぎになっているかどうかを見ています。
前駆については難しいのですが、私のイメージでは1歳の時点の形をそのまま守りつつ、大きくなっていくイメージで、人間でいえば胸筋に当たる胸前の肉は最初に設定された以上の大きさにはならないイメージがあります。
だから、ある程度募集写真の時点で胸がすごいな、人間だったらプロレスラーみたいだなと思うような厚みがあって、鍛えてできたような胸をしている馬を見つけます。
次に、前と後ろのイメージをもう一つ言っておくとしたら、前駆は、勝ち上がり、後肢は出世というイメージがあって、前駆が発達していればとりあえず1勝はできる。
後肢が発達するだけ出世する可能性が出てくるというイメージでしょうか。
だから、トモだけがとんでもない出来だったとしても、前駆がダメだと、そもそも勝ち上がれないから出世もできない、前駆がG1級に見えても、後肢がしょぼいと、勝ち上がってからが難しくなる。そんなイメージがあります。
歩様については、1歳の春から夏の時点なんて、まだ競馬っぽい育成をされていない段階だと思っています。
だからこそ、素の、要は素質だけで歩いていると考えています。要はその馬の地が歩様に現れているということです。
私の好きな歩様は、4本の脚を下すときに、地面をたたきつけるように歩く馬が好きです。
簡単に言うと、ダン!ダン!と、足で地面を一歩一歩毛っぱなしながら歩いているイメージですかね。
そしてそのうえで、ひかれて歩くときにより首は低く、だから、何となくイメージでいえば重戦車が走っているイメージですね。
なので、自然と私が応募する馬たちは、500㎏オーバーの馬がものすごく多いですし、ダート馬が非常に多いです。
20勝中15勝ほどがダートというのも、おそらくこの歩様が私が好きだからだと思っています。
次に、大股でスっと歩く馬も好きですね。
あとは、バランスが大事だと思っていて、前足はおまけになっている馬って結構いるんですよね。
ちなみに人間も、歩くときに足で歩いているのですが足をうまく使えなくて、人間の持つ本能だけで歩いているといえばいいでしょうか。そういう人間っているんですよ。ちなみに私のことですがw
私は運動が苦手で、歩く・走るというのが最も苦手なスポーツでして、自分の意イメージでは足で歩くというより脳の指令で足を動かしているだけというイメージです。
おそらく人間でもそういうのがいるので、馬にもいると思います。
それのわかりやすいのが前足の出だと思います。
出ないわけじゃないのですが、後ろ足に引っ張られるように、前進しているから前足が本能的に前に出ているだけに過ぎない、だから、競走の際には前足がスピードを殺すというか前足が邪魔をして勝てないということにつながる馬っていると思います。
もちろん同様に、後ろ足がうまく動かせなくて、前足に引きずられるように後ろ足が出る馬もいると思います。
そういう馬は早くないと思います。
歩様動画で見える馬もいます。
全頭の馬の馬体や歩様でどこまで出世するかとか、わかるほどすごい目の持ち主ではありませんが90頭近い募集馬のうち、10頭程度はこりゃだめだと思う馬がいて(それらの馬はここまででは、ほとんどが未勝利引退・せいぜい2勝程度まで)、5頭程度は自分好みの馬体・歩様をしていて(勝ち上がりすることが多いが、そこから先の出世はなかなか難しい)、これはイイ!と思う馬が2~3頭というところでしょうか(こちらはG1を勝った馬も何頭か入ってきました)
血統診断と馬体診断でいい馬を見つけられるか?
血統診断と馬体診断で、どちらもいいという診断をした馬がいればそれは走るのだろう?
ということになりますよね。
最近でいえばエネルジコは、まさにそうでした。
しかし、そういう馬は自分だけが見つけているわけじゃないんですよね。
エネルジコは落選しました。
ちなみにイクイノックスも私は応募していた記録があって、見事なまでに落選しています。
人気のクラブですから、そして、毎年車を買えるほどの出資ができるわけではありませんから、ここら辺は致し方がない面があります。
さて、そんなこんなで今年の抽選優遇指定したお馬さんは・・・
ピュアブラックの25
に抽優を指定しました。
なぜピュアブラックの25だったのか。簡単に解説します。
まず、血統診断的には、勝ち上がりは50%以上と出ていて、この50%以上という数字はなかなかお目に掛れない数字でして、ここからデビューまでとん挫がなければほぼ勝ち上がり確実といえるほどの数字です。
父は三冠馬オルフェーヴル。その父はステイゴールド。この血統は、ジュウリョクピエロに代表されるように、とんでもない傑物を出す可能性がある血統だと思っています。
母の父はキタサンブラック。早くもキタサンブラックが母の父に登場したわけだが、母の父キタサンブラック、そして。父のオルフェーヴル、オルフェーブルの母の父(当馬から見たら父の母の父)はメジロマックイーンで、これらの馬たちは菊花賞を勝っている生粋のステイヤーだ。
しかしながら、キタサンブラックの母の父はサクラバクシンオーで、それこそスプリンターとして名を馳せ、種牡馬になってからも内国産種牡馬としてスピード血統、スプリンターを多数輩出した種牡馬だ。
そこだけを見ると、いかにも重い、今の時代では走らないといわれるような血統構成とも見えるのだが、そこがオルフェーヴルだ。
ラッキーライラック、エポカドーロ、ジュウリョクピエロとG1馬を輩出しているし、この重い血が成せるのかと思うが、ダートがいい。ダートも行けるといえばいいのか。
同じサンデー系統でダートがあまりダメな三冠馬種牡馬のディープインパクトの芝適正の高さから見ると、ダートよりなのだが、私はダート馬大好きなので、これは一つプラスポイントなのだ。
しかし、出方次第だが、芝でもG1馬を輩出しているので、どう出るかは楽しみなところだ。
ただ、オルフェ産駒の特徴の一つが馬体の小ささだ。
ダート馬は大きいほうがよくて、500㎏オーバーがうれしいところだ。
当馬は現在約430㎏ということで、小柄といえる部類だ。
しかし、何とか430㎏台なので、成長していけば450~460㎏台程度でデビューを迎えてくれればベストなのだがと思っている。
私はそれにさらに、菅囲を気にする。
20㎝オーバーを一つの合格ラインとしてみていて、菅囲が太いということであればそれだけ骨が太いということで丈夫さにつながると思っているし、成長するときに、細井より太い馬のほうが肉もつくんじゃないかと思っている。この馬は430㎏と小柄ながら、菅囲は20.5㎝で期待が持てそうだと思った。
血統診断に戻る。
もう一つの診断内容は期待獲得賞金だという話をした。
どういう診断をしているかというと、0~1000万、1000~2000万、2000~5000万、5000万~1億、1億~3憶、3憶~5億、5億以上
という風に範囲でグループ分けし、この中のどこに落ち着く可能性があるのかを%で表示、すべての合計が100%になるように振り分けた。
だから、1億~のテーブルすべてで50%あるとした場合、2頭に1頭は1億以上稼ぐ血統だということになる。
これは意外に当たる。
それと、0~1000万。JRAの場合未勝利戦1勝で本賞金500万円だ。
新馬勝ちした場合その他もろもろも付加賞を合わせると約1000万。
だから、0~1000万のテーブルに収まる馬というのは要はほとんどが未勝利馬であるということだ。
1勝で約1000万なら2000万~3000万のテーブルは1勝どまりで引退した馬がほとんどとなる。
なので、0~3000万までのテーブルの数字が低ければ低いほど、2勝以上の出世をする可能性が高いという見方がある。
当馬の場合、3~5億のテーブルに13%という2桁のパーセンテージが示されたこと、0~1000万が10%、2000~3000万が15%と、ものすごく低い(ほとんどがこの2つのテーブルで70%程度を占める)と出ていたので、血統診断の時点で抽優筆頭だった。
そして、歩様動画だ。
歩様動画は3回は見るのだが、1回目はインスピレーションだけ、2回目は全体を通した歩様、3回目は、気になるポイントを集中してみるといった格好だ。
1回目に見たときに、1番いい歩き方をしているなと思っていて、2回目で、トモの使い方がよく見えた。
3回目にトモの容量と、前駆の発達を見て、自分的には理想的な馬だなと思った。
それもあって、抽優はこれで決まりだと。
人気している…と思っていたんだけども…w
当初は人気7位くらいになるんじゃないかと思っていた。
しかし蓋を開けてみたら、ぎりぎり、実績でも取れそうだった。
ぎりぎりだったので、抽優を使って正解ではあったが。
結果、抽優は無風で当選だった。
さー、来年どうなるか楽しみである。