
この部屋のクローゼットは…
間取りの詳細を決める
それなりに柔軟性があって大変助かりました。
パッケージがある住宅メーカーなので、それほど修正できないと考えていた。
しかし、ふたを開けてみると、以外に柔軟性があって、それなりに修正できるのだ。
パパまるハウスは基本的に半畳(90㎝四方の正方形)を基準にすべて設計されているので、簡単に言えば、方眼紙1マスが9㎝四方だと考えて部屋の間取りを決めていると考えればよい。
そして、例えばドアの位置や、クローゼットの向きなどは柱がある芯ではない限りほとんどの場合対応してくれる。
まずは、基本的に個室になる2Fの間取りから確認する。
まず4部屋あって、6畳の部屋が2つと5畳の部屋が1つ、約7畳の部屋が1つある。
6畳の部屋は、6畳のスペースに、半畳のクローゼットがおしりについているような格好で、基本的には何の問題もない。
一つだけ気になる点があるとすると、下の娘の部屋の窓が床から70㎝くらいのところにあるのでちょっとだけ心配ということくらいだ。
次に5畳の部屋。
位置的には母親の部屋になるべき部屋なのだが、5畳で、クローゼットが1畳と半畳のクローゼットがついている。
1畳のクローゼットはその壁の向こうにトイレがあるので音の対策でクローゼットを設置したのだろう。
半畳のクローゼットは廊下を隔てて向い側の部屋があり、その部屋の半畳クローゼットの奥に当たるので、この部屋にクローゼットとして使わなければデッドスペースになる。
1畳クローゼットを取り外せば、部屋としては6畳となる。ただし、壁の向こうがトイレなので音が気になるところ。
また、6畳2部屋も壁1枚なので、今はまだ小学生の子供たちだが、中学・高校と進級するにつれ、音のことが気にかかる。
また私たちが入るであろう約7畳の部屋も、壁一枚で区切られた部屋だ。
前述したが、40坪クラスの住宅ならスペースに余裕があるため、部屋と部屋の間はクローゼットを入れることで1m近く部屋と部屋が離れるのだが、壁1枚だと、20㎝もないくらいしか離れていない。
2Fは2点。
5畳の部屋のクローゼットと、壁の問題だ。
こちらについては営業の方ができうる限りの対応として、
このトイレの間の壁と各部屋の壁の中は、基本的には石膏ボードのみなのだが、ここに防音の綿を詰めることはできる。やれることとしてはそのくらいしかないが、クローゼットを取っ払うことで浮いてくる材料費で防音の材料を買えるとのことだった。
多少のことだろうが、クローゼットは取り外して6畳間にしたかったので、これを採用した。
次に、私たちの部屋だ。
2つあって1つは、バルコニーがある。
少し家の外壁がへこんで、窓の位置にバルコニーのようなものがあり、人が出入りできるように大きな窓になっている。
一応寝室として使うつもりでかつ、おそらく道路に面するか、駐車場側に面するので、バルコニーに出て何かすることもない。
なので、いらないといってしまえばいらない。
ここで営業マンが言ったのが、(多少のことですが外壁をツライチにして、少し部屋のスペースを増やすことはできます。ただし、大きな設計変更になるので、部屋のスペースを増やすのに100万くらいかかりますね。あと、バルコニーなしとして、窓の上に小さな屋根をつけることはできますよ。こちらはバルコニーの材料費と同等額で屋根はつけられるので金額は変わりません)とのことだった。
部屋のスペースが3畳も変わるのなら、採用するのだがたぶんせいぜい0.5~1畳程度。
寝室スペースなので1畳程度変わったところで何も変わらないので、将来雨漏りをすると嫌なのでバルコニーを取っ払って屋根をつけて、窓を小さくしてもらうことにした。
もう一つ、この部屋には階段より、外側に面する場所で、部屋を長方形にすると奥に3畳ほどのデッドスペースができる。
1Fでいえばちょうど風呂場と洗面所があるあたりだ。
この3畳ほどのスペースは当初はウォークインクローゼットとなっている。
そのまま使うのもいいのだが、私はここをクローゼットのドアではなく、引き戸にしてもらいたいとお願いした。
要は小さな書斎にできそうなスペースなのだ。
ただし、このスペースはあくまでもともとクローゼットスペースなので全館空調の送風口がない。
なので、天井付近の壁に、小さな換気扇を取り付けてもらい気流が流れるようにしてもらった。
実際、現在その場所の1畳程度のところに、フロアに設置するソファと19インチ程度の壁掛けTVにPCをつないで、私の書斎としている。
非常に快適なスペースになっている。
空調についても、もともと寝室で私と奥様の部屋の奥なので、寝るまで、ドアは開けっ放しにしていて、特段暑かったり寒かったりはしていない。
出来上がってから残念だったのは、この部屋にもTVアンテナの先っちょを作っておいてくれとお願いしていたのだがそれがなかったことと、光回線のONUやルーターはクローゼット部分の上部棚に置くつもりで、1FにLANケーブル1本落としたかったので風呂の天井を経由してリビングスペースにLANケーブルを一本出しておいてほしいとお願いしたのが伝わらなくて結局何もできなかったことだけが残念だった。
2Fは、結局6畳間(半畳クローゼット付き)が3部屋と、約7畳間(3畳書斎付)が1部屋で十分満足な間取りになった。
パパまるハウスの建坪36坪のプランを一通り見ても、基本的には4LDK、2Fに4部屋あるモデルはこのプランしかなく、実際6畳間を4部屋なんて実現可能なのか?と心配だったが、4部屋ともしっかり6畳は取れた。ただし、壁しか仕切りがないという問題はあるのだが、防音材で対応することでさて、どうなるか?
事後談
まず、防音材について
効果のほどは細かくは分からないが、娘の話し声やYoutubeの音が聞こえてきたことはない。
息子の部屋は、娘の部屋を背にしてTVを設置したのだが、通常聞いている音で娘の部屋にいてもほとんど聞こえなかった。
ベッドが壁に当たってきしんでいる音などは聞こえることはあるのだが、ほとんど音は聞こえなかった。
むしろ、ドアから母親の笑い声や話し声が聞こえる程度なので十分だろう。
次に、半畳のクローゼットについて。
36坪で2Fに3部屋のタイプならむしろスペースが潤沢にある。
4部屋分でいえば6~8畳程度が開いているわけだから、1畳分~2畳分程度のクローゼットがあるモデルが多かった。
4部屋のモデルはその収納スペースを極限まで小さくした結果1部屋分生まれたともいえるので、各部屋に半畳分のクローゼットスペースしか作れなかったのだ。
これは小さいのではないか?と心配したのだが、子供たちについてはその季節に着る服と、小物雑貨類程度なので、十分だった。ほかの季節ものはプラスチックの衣装ケースのようなものに入れて3Fの屋根裏収納に入れておけばよい。
母親については、たくさんの衣服を持っていないことと、普段使わない衣服は実家(旧宅)においておけるし、風呂は毎日言っているジムで済ませているらしく、下着類も数枚だけ置いておいて、あとは旧宅においてあるそうで、半畳のクローゼットで十分だった。
私たちの部屋は3畳の書斎の奥に、1畳分ハンガー掛けと天井付近に棚板があり、仕事で使うスーツなどはそこにかけておいて、あとは季節ものの私服だけなのでちょうどくらい。
下着類は風呂場に下着用のタンスを置くことで家族全員の下着類はそこに入れておけた。
なので半畳のクローゼットでも十分賄えている。
この先、娘が年頃になって下着類は共有スペースに置いておきたくなくなったらクローゼットに入れてもらえばいいし、3F屋根裏収納に娘専用のタンスを置けばいいかと思っている。
次は1Fの間取りだ。