ホスティングサービス事業を10年以上、WEBサーバー保守延べ台数1000台以上・経験年数25年以上の私が考えるWordPressサイトに最適なサーバーとはどんなものなのか、考えてみました。

MySQL（今はMariaDB)のデータベースを複数作ることができるサーバーであれば非常にありがたいです。
WordPressの中で独自のPHPプログラムを作って出力させることもできますから、その際にDBは別で作りたいということもあるでしょう。
複数のDBを作ることができるサーバーであれば非常にありがたいと思います。

一昔前は、WEBサーバーといえばApacheがほとんどでした。
しかし、最近はNginxやLiteSpeedという選択肢も出てきました。
Apacheは先述の通り少し前まではほとんどのWEBサーバーがApacheだったということもあり、Apacheなら動作するんだけどなというディレクティブやプラグインがあったりもします。
しかし、WordPressなら、Nginx + PHP-FPMがいいとか、LiteSpeedは驚速だなんていう文献も見かけるようになってきました。
WEBサーバーについては選択できればベストですね。

今や個人サイトであっても、フルSSL化は標準です。
ビジネスサイト（企業サイト）であれば、それなりのブランドのSSL証明書の導入もいいでしょう。
しかしながら個人のサイト・アフィリエイトサイトなどであった場合、SSL証明書を購入していては負担ばっかりが大きくなりがちです。
無償で使えるSSL証明書があると非常にありがたいですね。

今、どのサーバー、特にWordPress特化型のサービスの場合、どのサービスを使っても、上記に記載したような条件は満たしています。
MySQLDBは無制限に作れることが多いですし、WEBサーバーはLiteSpeedが使えるものが多いかなと思います。
SSLも無料で使えるLetsEncryptが自動で設定できて更新も自動で行ってくれるものが多いかと思います。
そのうえで、高速性、安定性、ユーザビリティ性の高いサーバーとしてお勧めしたいのは、ロリポップ！ です。

LOLIPOP の場合、WordPress専用サーバーというわけではなく、ごく一般的なコンテンツフリーなレンタルサーバーですが、WordPressでのサイト運用については徹底的にハイパフォーマンスで運用できるように設計されています。
お勧めのスタンダードプラン　詳細はこちら で、月額550円。
さらにはロリポップと同じ会社が運営するドメイン管理サービスのムームードメイン と連携を取れば1ドメインについて利用料は無料で取得できます。
また、スタンダードプラン以上であれば、LiteSpeedが使えます。
WordPress専用サーバーではないので、自作のプログラムコンテンツをサブドメインで作ったり、HTMLで作成したただのWEBページも掲載できます。
ちょっと前までは、価格帯からしても、個人ユースの遊び（実験・勉強）用サーバーという位置づけでしたが、ドライブディスクをSSD化したり、LiteSpeedの採用であったりとパフォーマンス面では、ビジネスユースのホスティングサービスをしのぐほどのパフォーマンスを出すようになってからは、ビジネス系サイトでもロリポップを採用する企業が増えてきたとおもいます。

ロリポップ！ をお勧めするもう一つの理由は、お申込みと同時にWordPressをインストール できる機能がついていることです。
ワンクリックでWordPressをインストールできるので、申し込みして数分後にはWordPressがインストールされたサイトを見ることができるのです。
意外に、最初のインストールができなくて足踏みされる方も多いですから、ここがサービスとして実装されているだけでもありがたいと思います。

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